ゴルフ用品メーカーのつるや彦根工場の工場長を務める山下功さん(54)は、昨年のボディコンテスト「ベストボディ・ジャパン2021日本大会」でグランプリを受賞。山下さんに体を鍛えるトレーニングの魅力や日本一に上りつめるまでの苦労話などを聞いた(写真は山下さん提供)。
山下さんは大阪府堺市出身。つるや入社後、彦根工場が設立された1991年7月に彦根市へ移住し、2007年7月に工場長に着任した。子どものころから野球をしていて、社会人になってからも草野球を続けていたが、46歳の時に試合中に左アキレス腱を断裂。野球を引退して「自暴自棄」になっていたところ、通っていたスポーツジムのトレーナーからボディコンテストがあることを聞き、48歳の時の2015年に神戸大会の40~49歳のクラスに初出場。その時は5位に終わったが、トレーニングを本格的に続け、初めて日本大会に出た17年にトップ10入り。18年と19年に4位、20年に準グランプリと着実に上りつめた。
昨年11月13日の横須賀市での日本大会にはミスター・ベストボディ部門の50歳~59歳のゴールドクラスに出場。フロント・両サイド・バックの規定ポーズとウォーキングなどで、引き締まった体やポージングなどを競った。ゴールドクラスでは、地方大会を勝ち抜いてきた43人からファイナルの10人が選ばれ、6人、4人と絞られ、最後に残った2人から山下さんがグランプリを受賞した。
極限まで鍛え上げる生活
グランプリの発表があった瞬間について、山下さんはインスタグラムやフェイスブックに「他人と比較せず、昨日までの自分、過去の自分に勝つ」などと書き続けていたことから「有言実行できて良かった。インスタでもお祝いのコメントを頂き、うれしかった」と笑顔を見せた。
ジムには週4日ペースで通っており、有酸素運動をせずに筋トレのみ取り組んでいる。コンテストの3カ月前からはカロリーコントロールを開始。鶏むね肉、シャケ、ブロッコリー、卵、キノコ、海藻類、黒ニンニクなどを食べ、1週間前から糖質0で塩分も落としていき、2日前から水や塩を完全に抜くという。昨年のコンテストでは3カ月前に65㌔あった体重を57㌔まで絞った。
グランプリを獲得するまでには、体を極限まで鍛え上げる必要がある。ボディコンテストの(体を鍛え上げる)魅力について、山下さんは「自分の肉体やパフォーマンスを披露するのは最高に気持ちがいいし、わくわくする」と語った。
コンテストでは各年代のトップで優勝を競う総合グランプリもある。今年の目標について山下さんは「連覇を目指すのか、総合グランプリを狙うのかは未定だ」と答えた。
一方で、これまでのトレーニングで培ってきた経験を子どもの体力向上や中高年の健康維持のために指導していく考えもある。特に中高年の健康維持と体力向上のためとして、骨格矯正や姿勢の改善をあげ「すべて足首が基本にあるが、身近なトレーニングで『インナーマッスル』を鍛えては」と助言。またつるやゴルフに勤務しているため「ゴルフでの体幹や柔軟性の大切さを実感している。ゴルフを通じての健康増進も伝えたい」としている。
昨年11月には市役所を訪れて和田裕行市長に報告。市長が市民の健康増進に関心を示していたこともあり、山下さんは「2024年には滋賀国体が開催される。子どもたちへのトレーニングや中高年の健康増進など、地域に根づいた活動でお役立ちしたい」と意欲を示した。
昨年11月13日の横須賀市での日本大会にはミスター・ベストボディ部門の50歳~59歳のゴールドクラスに出場。フロント・両サイド・バックの規定ポーズとウォーキングなどで、引き締まった体やポージングなどを競った。ゴールドクラスでは、地方大会を勝ち抜いてきた43人からファイナルの10人が選ばれ、6人、4人と絞られ、最後に残った2人から山下さんがグランプリを受賞した。
ジムには週4日ペースで通っており、有酸素運動をせずに筋トレのみ取り組んでいる。コンテストの3カ月前からはカロリーコントロールを開始。鶏むね肉、シャケ、ブロッコリー、卵、キノコ、海藻類、黒ニンニクなどを食べ、1週間前から糖質0で塩分も落としていき、2日前から水や塩を完全に抜くという。昨年のコンテストでは3カ月前に65㌔あった体重を57㌔まで絞った。
グランプリを獲得するまでには、体を極限まで鍛え上げる必要がある。ボディコンテストの(体を鍛え上げる)魅力について、山下さんは「自分の肉体やパフォーマンスを披露するのは最高に気持ちがいいし、わくわくする」と語った。
コンテストでは各年代のトップで優勝を競う総合グランプリもある。今年の目標について山下さんは「連覇を目指すのか、総合グランプリを狙うのかは未定だ」と答えた。
一方で、これまでのトレーニングで培ってきた経験を子どもの体力向上や中高年の健康維持のために指導していく考えもある。特に中高年の健康維持と体力向上のためとして、骨格矯正や姿勢の改善をあげ「すべて足首が基本にあるが、身近なトレーニングで『インナーマッスル』を鍛えては」と助言。またつるやゴルフに勤務しているため「ゴルフでの体幹や柔軟性の大切さを実感している。ゴルフを通じての健康増進も伝えたい」としている。
昨年11月には市役所を訪れて和田裕行市長に報告。市長が市民の健康増進に関心を示していたこともあり、山下さんは「2024年には滋賀国体が開催される。子どもたちへのトレーニングや中高年の健康増進など、地域に根づいた活動でお役立ちしたい」と意欲を示した。
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