「とりいもと宿場まつり」が10月2日、鳥居本町である。佐和山城跡と周辺を散策する「まるごと佐和山城」は午前9時から鳥居本駅を出発する。
地元住民らによる鳥居本お宝発見隊が企画するイベントで、4回目の今年は中山道沿いや鳥居本駅舎で、自慢の一品やこだわり作品などを展示・販売するアートバザール、地場産野菜や苗などフリーマーケットなどがある。
まるごと佐和山城は県教委主催で、鳥居本宿、城下町跡、佐和山城跡、大手口跡、鳥居本宿を巡る。先着150人。参加費300円。午後1時半からは専宗寺で「石田三成と佐和山城」をテーマにした講演会も。資料代1000円だが、まるごと佐和山城の参加者は700円に。申し込みは今月30日午前までに県教委文化財保護課☎0748(46)6144。
彦根市と犬上郡の話題を中心に、関連する国政や滋賀県政のニュースもお送りします。取材依頼や身近な話題の提供などもお待ちしています。 電話0749-65-0608 FAX0749-62-4483 メール(hikone@shigayukan.com)
2011年9月30日金曜日
2011年9月29日木曜日
江戸末期?の建物・旧よりーな 滋賀原木グループ会社買い取り保存活用へ、いろは組が庭園整備
江戸時代末期から明治時代初期の建物とされ今年3月に閉鎖した憩いの場所「より〜な」(彦根市河原2)が市内業者によって購入、保存活用されることがわかった。23日には最初の活動として庭の整備作業が行われた。
建物は隣の旧美容院と合わせて敷地面積約462平方㍍。旧油問屋で、母屋と離れ、蔵2棟、庭からなる。市教委文化財課によると、「江戸時代の建物の可能性がある」としており、近く県立大学の濱崎一志教授が調査を行う予定。平成11年に地元女性らが「より〜な」として憩いの場を開いたが、家主が売却に出すとのことで閉鎖となっていた。
建物などを購入したのは滋賀原木(西沼波町)のグループ会社・三興(熊川忠社長)。滋賀原木も加盟する彦根商工会議所の異業種交流研究会では今後、湖東地域定住ネットワーク(代表・奥貫隆滋賀県立大学特任教授)をアドバイザーに迎えて、活用方法を検討。来年中か3年後をめどに再オープンを目指す。
庭の整備には、古民家の庭の整備法を伝えている庭師集団・いろは組のメンバー7人と奥貫教授、県大生3人が参加。大はさみやチェーンソーなどを使って草木を切り取っていた。
熊川社長は「周辺の商店街の皆さんと共存できるような町屋にしていきたい」と話していた。
建物は隣の旧美容院と合わせて敷地面積約462平方㍍。旧油問屋で、母屋と離れ、蔵2棟、庭からなる。市教委文化財課によると、「江戸時代の建物の可能性がある」としており、近く県立大学の濱崎一志教授が調査を行う予定。平成11年に地元女性らが「より〜な」として憩いの場を開いたが、家主が売却に出すとのことで閉鎖となっていた。
建物などを購入したのは滋賀原木(西沼波町)のグループ会社・三興(熊川忠社長)。滋賀原木も加盟する彦根商工会議所の異業種交流研究会では今後、湖東地域定住ネットワーク(代表・奥貫隆滋賀県立大学特任教授)をアドバイザーに迎えて、活用方法を検討。来年中か3年後をめどに再オープンを目指す。
庭の整備には、古民家の庭の整備法を伝えている庭師集団・いろは組のメンバー7人と奥貫教授、県大生3人が参加。大はさみやチェーンソーなどを使って草木を切り取っていた。
熊川社長は「周辺の商店街の皆さんと共存できるような町屋にしていきたい」と話していた。
2011年9月28日水曜日
観光キャラバン隊が滋賀彦根新聞社訪問 兼六園・武家屋敷寺島蔵人邸などPR「金沢に来て」
石川県金沢市をPRする観光キャラバン隊が22日、滋賀彦根新聞社を訪れ、「金沢に遊びに来て」と来県を呼びかけた。
24日にひこね市文化プラザで開催のピアニスト・辻井伸行さんとオーケストラ・アンサンブル金沢によるコンサートの来場者へのPRを兼ねて本社を訪問。
訪れたのは金沢市観光協会の徳田正克さん(63)と浜辺佳奈さん(27)で、兼六園の紅葉と雪吊り(11月1日〜12月中旬)、ズワイガニの水あげ(11月6日〜来年3月20日)、武家屋敷寺島蔵人(くらんど)邸、長町武家屋敷跡土塀こも掛け(12月1日〜来年3月中旬)などを宣伝した。
浜辺さんは「これからカニのおいしい季節になります。年末年始にしか店頭に並ばない福梅・福徳・辻占のお菓子も人気です。是非、金沢に来てください」と話していた。
24日にひこね市文化プラザで開催のピアニスト・辻井伸行さんとオーケストラ・アンサンブル金沢によるコンサートの来場者へのPRを兼ねて本社を訪問。
訪れたのは金沢市観光協会の徳田正克さん(63)と浜辺佳奈さん(27)で、兼六園の紅葉と雪吊り(11月1日〜12月中旬)、ズワイガニの水あげ(11月6日〜来年3月20日)、武家屋敷寺島蔵人(くらんど)邸、長町武家屋敷跡土塀こも掛け(12月1日〜来年3月中旬)などを宣伝した。
浜辺さんは「これからカニのおいしい季節になります。年末年始にしか店頭に並ばない福梅・福徳・辻占のお菓子も人気です。是非、金沢に来てください」と話していた。
2011年9月26日月曜日
乳幼児の事故と病気の対応策アドバイス、ナルクびわこ彦根が子育て支援講習
子育てに関わる指導者の研修会がこのほど、平和堂銀座店で開かれ、聖泉大看護学部の流郷千幸(りゅうごう・ちゆき)教授(48)と、松木診療所(平田町)の松木明医師(63)が乳幼児の事故や病気について講義をした。
流郷教授は、幼児にありがちな事故や誤飲などについて解説。幼児の視界の狭さを厚紙で工作したもので参加者に体験してもらいながら、「幼児目線で注意をし、料理では食べ物を1㌢角の大きさに刻むこと」を求めた。また、ケガの応急処置として包帯の巻き方なども実践した。
松木医師は、京大農学の大学院を修了後、30歳で医学を志した経歴の持ち主。講義では、子どもの病気の諸症状の因果関係について説明した後、子どもの病気を管理する大切さをアドバイス。「近所のかかりつけ医や病院を受診すべきか、自宅で十分か、軽重を見極められるようになって」と話し、見極めの際に自宅に1冊あると役立つ本として「子どもの病気地図帳」を推めた。
受講者のうち、彦根市内の託児所に勤務して2年目という井口真依さん(22)は「実務も学べて良かった。これから現場で役立てたい」と話していた。今回の講義はNPO法人「ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ びわこ彦根」(佐々哲三郎代表)が主催し、参加者は大津、草津、近江八幡などからもあり、熱心にメモをとっていた。
流郷教授は、幼児にありがちな事故や誤飲などについて解説。幼児の視界の狭さを厚紙で工作したもので参加者に体験してもらいながら、「幼児目線で注意をし、料理では食べ物を1㌢角の大きさに刻むこと」を求めた。また、ケガの応急処置として包帯の巻き方なども実践した。
松木医師は、京大農学の大学院を修了後、30歳で医学を志した経歴の持ち主。講義では、子どもの病気の諸症状の因果関係について説明した後、子どもの病気を管理する大切さをアドバイス。「近所のかかりつけ医や病院を受診すべきか、自宅で十分か、軽重を見極められるようになって」と話し、見極めの際に自宅に1冊あると役立つ本として「子どもの病気地図帳」を推めた。
受講者のうち、彦根市内の託児所に勤務して2年目という井口真依さん(22)は「実務も学べて良かった。これから現場で役立てたい」と話していた。今回の講義はNPO法人「ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ びわこ彦根」(佐々哲三郎代表)が主催し、参加者は大津、草津、近江八幡などからもあり、熱心にメモをとっていた。
2011年9月24日土曜日
ひこにゃん画像ブログ・ツイッターなど使用規制 「お願い」再掲載で担当者に聞く「使用自由とは言っていない」
ひこにゃんの画像をツイッターやブログなどに使用する際の彦根市の「お願い」が、今月5日に改めて市のホームページに掲載された。滋賀彦根新聞は、市の長野繁樹総務課長に、今回の内容変更などについて聞いた。(聞き手・山田貴之)
―8月12日にホームページに最初の「お願い」を載せた経緯は
長野 7月26日に県外の方から「ツイッターでひこにゃんの画像を使って過激な発言をしている人がいる。ひこにゃんのイメージを壊してほしくないので規制ができないか」との投書があった。ひこにゃんは市の大切なキャラクターであり、公有財産。弁護士と相談した結果、非営利の目的で個人的に使用する場合を除き、不特定多数の方が見られるブログやツイッターなどへの使用をやめてもらうことが必要との指導をいただいた。
地方自治体である市は、特定の方を非難するのではなく、すべての方に平等にお願いするという姿勢を示す必要があったため、最初の内容の文章を掲載した。過激な発言をしていた利用者には「やめてほしい」とお願いしたところ、「わかりました」と応じてくれた。
―最初のお願いでは具体的な対象が示されず、本紙にも批判の声が多数寄せられた。市のイメージはマイナスになったのではないか
長野 ひこにゃんのイラストや着ぐるみの写真は市が商標登録し、著作権も有しているため、権利の侵害行為は慎んでいただきたいという姿勢は変えていない。しかし、市民やファンの皆さんの頑張りでひこにゃん人気が高まったという側面が大きく、特にネット上でのつながりも、ひこにゃん人気に大きく寄与しているのは事実。今回の対応に対し、皆さま方が反感を抱く気持ちも理解できる。その点については理解をいただく努力が足らなかったと反省している。
ただ、悪質な使い方をしている方と一般的な利用者との境界線は難しい。市としてひこにゃんの著作権を守らなければということで、早く手を打つ必要性にかられていた。ひこにゃんを応援していただいている皆さまに対して、強引なイメージをもたせてしまったが、市の大切なキャラクターを守るために緊急にとった苦肉の策だったと理解いただきたい。貴紙が書いたような「ひこにゃん人気にあぐらをかいている」ということはなく、逆にひこにゃんを守るために懸命になっていることは理解してほしい。
―この問題を本紙が8月20日付けで報じる際、長野さんは「ひこにゃんの写真を使ってネット上で政治や宗教問題などについて過激なコメントをしている方のみを対象にしている。それ以外の方は自由に使ってもらって良い」と発言されていたが
長野 政治的、宗教的な過激な発言はやめていただきたいとは言ったが、それ以外は自由になどと前向きな発言はしていない。現実問題、ブログなどで使っているすべての方に直接連絡してやめてもらうことは困難という実情から、「自由ではないが、(個人的に)使用されてしまっている場合は仕方がない」との返事はした。取材は電話だったため真意が伝えにくかったが、掲載された時は驚きと怒りをおぼえた。
そもそも、ひこにゃんのイラストと文字の使用は商標使用に関する要綱があるため、それに基づいて申請していただくのが筋。要綱を無視して自由に使って良いということは絶対にない。ひこにゃんの商標権等の侵害を巡って裁判もしており、特に写真やイラストについては細心の注意を払っているので、「自由な使用」という考え方にはならない。
―市は8月24日に最初のお願いを削除して、9月5日に新しいお願いを掲載したが
長野 最初のお願い掲載後、市に「個人の利用者同士は結束力があり、ネット上でのつながりは不可欠。規制はイメージダウンにもなる。一律禁止ではなく、明確な掲示をしてほしい」などとするメールが届いた。市としてはひこにゃん人気を維持していく努力が必要。人気を支えてくださっているひこにゃんファンの皆様のためにも、一律の禁止からダメな使い方を分かりやすく掲示していく方が良いという結論になり、削除したうえで再掲載した。5項目の取り決めをしたことで誤解を解くことができ、市の真意を知っていただくことができた。
―2回目は、最初に掲載していた「そのような利用はおやめいただくよう、必要な対応をさせていただく所存」との、法的措置も辞さない文章を記述していないが
長野 今回、5項目を示すことに力点を置き、「必要な対応」などとは記していないが、万が一、違反していることが判明したら、ひこにゃんのイメージを守るため、その方にも同じようにやめていただくようお願いをする。ひこにゃんは市の公有財産であり、不適切な利用をやめていただくよう理解を求めることも、市として「必要な対応」の範囲。法的措置は最終の手段であり、まずは不適切な利用をやめてもらうようお願いする。 (了)
―8月12日にホームページに最初の「お願い」を載せた経緯は
長野 7月26日に県外の方から「ツイッターでひこにゃんの画像を使って過激な発言をしている人がいる。ひこにゃんのイメージを壊してほしくないので規制ができないか」との投書があった。ひこにゃんは市の大切なキャラクターであり、公有財産。弁護士と相談した結果、非営利の目的で個人的に使用する場合を除き、不特定多数の方が見られるブログやツイッターなどへの使用をやめてもらうことが必要との指導をいただいた。
地方自治体である市は、特定の方を非難するのではなく、すべての方に平等にお願いするという姿勢を示す必要があったため、最初の内容の文章を掲載した。過激な発言をしていた利用者には「やめてほしい」とお願いしたところ、「わかりました」と応じてくれた。
―最初のお願いでは具体的な対象が示されず、本紙にも批判の声が多数寄せられた。市のイメージはマイナスになったのではないか
長野 ひこにゃんのイラストや着ぐるみの写真は市が商標登録し、著作権も有しているため、権利の侵害行為は慎んでいただきたいという姿勢は変えていない。しかし、市民やファンの皆さんの頑張りでひこにゃん人気が高まったという側面が大きく、特にネット上でのつながりも、ひこにゃん人気に大きく寄与しているのは事実。今回の対応に対し、皆さま方が反感を抱く気持ちも理解できる。その点については理解をいただく努力が足らなかったと反省している。
ただ、悪質な使い方をしている方と一般的な利用者との境界線は難しい。市としてひこにゃんの著作権を守らなければということで、早く手を打つ必要性にかられていた。ひこにゃんを応援していただいている皆さまに対して、強引なイメージをもたせてしまったが、市の大切なキャラクターを守るために緊急にとった苦肉の策だったと理解いただきたい。貴紙が書いたような「ひこにゃん人気にあぐらをかいている」ということはなく、逆にひこにゃんを守るために懸命になっていることは理解してほしい。
―この問題を本紙が8月20日付けで報じる際、長野さんは「ひこにゃんの写真を使ってネット上で政治や宗教問題などについて過激なコメントをしている方のみを対象にしている。それ以外の方は自由に使ってもらって良い」と発言されていたが
長野 政治的、宗教的な過激な発言はやめていただきたいとは言ったが、それ以外は自由になどと前向きな発言はしていない。現実問題、ブログなどで使っているすべての方に直接連絡してやめてもらうことは困難という実情から、「自由ではないが、(個人的に)使用されてしまっている場合は仕方がない」との返事はした。取材は電話だったため真意が伝えにくかったが、掲載された時は驚きと怒りをおぼえた。
そもそも、ひこにゃんのイラストと文字の使用は商標使用に関する要綱があるため、それに基づいて申請していただくのが筋。要綱を無視して自由に使って良いということは絶対にない。ひこにゃんの商標権等の侵害を巡って裁判もしており、特に写真やイラストについては細心の注意を払っているので、「自由な使用」という考え方にはならない。
―市は8月24日に最初のお願いを削除して、9月5日に新しいお願いを掲載したが
長野 最初のお願い掲載後、市に「個人の利用者同士は結束力があり、ネット上でのつながりは不可欠。規制はイメージダウンにもなる。一律禁止ではなく、明確な掲示をしてほしい」などとするメールが届いた。市としてはひこにゃん人気を維持していく努力が必要。人気を支えてくださっているひこにゃんファンの皆様のためにも、一律の禁止からダメな使い方を分かりやすく掲示していく方が良いという結論になり、削除したうえで再掲載した。5項目の取り決めをしたことで誤解を解くことができ、市の真意を知っていただくことができた。
―2回目は、最初に掲載していた「そのような利用はおやめいただくよう、必要な対応をさせていただく所存」との、法的措置も辞さない文章を記述していないが
長野 今回、5項目を示すことに力点を置き、「必要な対応」などとは記していないが、万が一、違反していることが判明したら、ひこにゃんのイメージを守るため、その方にも同じようにやめていただくようお願いをする。ひこにゃんは市の公有財産であり、不適切な利用をやめていただくよう理解を求めることも、市として「必要な対応」の範囲。法的措置は最終の手段であり、まずは不適切な利用をやめてもらうようお願いする。 (了)
滋賀県立大学 近江楽座・学生グループと鵜飼修准教授ら環人ネット 南三陸町田の浦地区で復興支援プロジェクト
滋賀県立大学(彦根市八坂町)の鵜飼修准教授と学生グループらが、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町の田の浦地区を復興させるプロジェクトを進めている。
まちづくりを担う人材を育成する県立大のプログラム「近江環人」のOBで今年1月に結成したNPO法人環人ネットと、学生による地域貢献活動「近江楽座」の木興(もっこう)プロジェクトによる共同の取り組み。
田の浦地区は震災で14人が死亡、3人が行方不明になっており、現在は99世帯・354人が暮らしている。半数ほどの家が流されたほか、漁師たちの作業場も壊された。
学生約30人と鵜飼准教授を含む環人ネットの4人は8月8日から18日まで被災地を訪れ、学生たちが作業場に漁師たちの休憩・集会のための番屋(木造1階建て約20平方㍍)を、鵜飼准教授らがソーラーパネル付きのトイレ(高さ2㍍)を建設した。
田の浦地区は震災後の約2カ月間、支援者が訪れることがなかったという。そのため鵜飼准教授は「外とのつながりを担うグループの創設」を地元住民に提案。「田の浦ファンクラブ」を結成し、▽まちづくり支援のための寄付金の収集▽漁業体験クルージング▽環境学習の受け入れ▽婚活支援などを行うことを示した。来年春にはNPO法人化も目指す。
鵜飼准教授は「外とのつながりを持つことで、田の浦の魅力や海に育まれた生活文化を多くの人に伝えてほしい」と話している。3年間ぐらいは月1回のペースで現地を訪れ、地元住民と一緒にまちづくりを進めるという=写真は環人ネット提供。
まちづくりを担う人材を育成する県立大のプログラム「近江環人」のOBで今年1月に結成したNPO法人環人ネットと、学生による地域貢献活動「近江楽座」の木興(もっこう)プロジェクトによる共同の取り組み。
田の浦地区は震災で14人が死亡、3人が行方不明になっており、現在は99世帯・354人が暮らしている。半数ほどの家が流されたほか、漁師たちの作業場も壊された。
学生約30人と鵜飼准教授を含む環人ネットの4人は8月8日から18日まで被災地を訪れ、学生たちが作業場に漁師たちの休憩・集会のための番屋(木造1階建て約20平方㍍)を、鵜飼准教授らがソーラーパネル付きのトイレ(高さ2㍍)を建設した。
田の浦地区は震災後の約2カ月間、支援者が訪れることがなかったという。そのため鵜飼准教授は「外とのつながりを担うグループの創設」を地元住民に提案。「田の浦ファンクラブ」を結成し、▽まちづくり支援のための寄付金の収集▽漁業体験クルージング▽環境学習の受け入れ▽婚活支援などを行うことを示した。来年春にはNPO法人化も目指す。
鵜飼准教授は「外とのつながりを持つことで、田の浦の魅力や海に育まれた生活文化を多くの人に伝えてほしい」と話している。3年間ぐらいは月1回のペースで現地を訪れ、地元住民と一緒にまちづくりを進めるという=写真は環人ネット提供。
2011年9月22日木曜日
日本画家の鈴木靖将・陶芸家の晴嵐夫妻 万葉集テーマ作品展、ギャラリーコジマで
万葉集をテーマにした日本画家の鈴木靖将さん(67)・陶芸家の晴嵐(せいらん)さん(61)夫妻=大津市=の作品展が23日まで、彦根市銀座町のギャラリーコジマで開かれている。
靖将さんは、昭和49年の大津京の発掘調査をきっかけに万葉集に関心を抱き、以降、万葉集の歌を絵にしている。作品展ではここ10年以内に描いた32点を展示。中には東日本大震災後の今年4月に福島県の会津若松市や南相馬市などを訪問し、県内の磐梯山(ばんだいさん)が登場する万葉集の歌を描いた絵も。
晴嵐さんの陶芸も万葉集の歌を想像し、磁器と陶土を合わせて焼いた薄い青緑色の作品で、21点を展示。万葉集の魅力について、靖将さんは「恋と青春の歌ばかりで、若い世代の皆さんに見て欲しい」、晴嵐さんは「約1300年前の人々の思いをひしひしと感じる」と話す。
会場では各作品のほか、はがきなどのグッズ販売も。開館は午前10時半~午後8時。
靖将さんは、昭和49年の大津京の発掘調査をきっかけに万葉集に関心を抱き、以降、万葉集の歌を絵にしている。作品展ではここ10年以内に描いた32点を展示。中には東日本大震災後の今年4月に福島県の会津若松市や南相馬市などを訪問し、県内の磐梯山(ばんだいさん)が登場する万葉集の歌を描いた絵も。
晴嵐さんの陶芸も万葉集の歌を想像し、磁器と陶土を合わせて焼いた薄い青緑色の作品で、21点を展示。万葉集の魅力について、靖将さんは「恋と青春の歌ばかりで、若い世代の皆さんに見て欲しい」、晴嵐さんは「約1300年前の人々の思いをひしひしと感じる」と話す。
会場では各作品のほか、はがきなどのグッズ販売も。開館は午前10時半~午後8時。
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