2011年9月29日木曜日

江戸末期?の建物・旧よりーな 滋賀原木グループ会社買い取り保存活用へ、いろは組が庭園整備

 江戸時代末期から明治時代初期の建物とされ今年3月に閉鎖した憩いの場所「より〜な」(彦根市河原2)が市内業者によって購入、保存活用されることがわかった。23日には最初の活動として庭の整備作業が行われた。
 建物は隣の旧美容院と合わせて敷地面積約462平方㍍。旧油問屋で、母屋と離れ、蔵2棟、庭からなる。市教委文化財課によると、「江戸時代の建物の可能性がある」としており、近く県立大学の濱崎一志教授が調査を行う予定。平成11年に地元女性らが「より〜な」として憩いの場を開いたが、家主が売却に出すとのことで閉鎖となっていた。
 建物などを購入したのは滋賀原木(西沼波町)のグループ会社・三興(熊川忠社長)。滋賀原木も加盟する彦根商工会議所の異業種交流研究会では今後、湖東地域定住ネットワーク(代表・奥貫隆滋賀県立大学特任教授)をアドバイザーに迎えて、活用方法を検討。来年中か3年後をめどに再オープンを目指す。
 庭の整備には、古民家の庭の整備法を伝えている庭師集団・いろは組のメンバー7人と奥貫教授、県大生3人が参加。大はさみやチェーンソーなどを使って草木を切り取っていた。
 熊川社長は「周辺の商店街の皆さんと共存できるような町屋にしていきたい」と話していた。

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