県立彦根東高校で今年5月から6月にかけて教育実習を受けた20代の大学生が結核に感染していたことが、2日わかった。彦根保健所では6~8日に、同校の生徒や教職員計約180人を対象に血液検査などを行う。
同校と同保健所によると、この大学生は今年5月25日から6月14日まで同校で教育実習や部活動に参加し、終盤には風邪のような症状が出たためマスクをしていたという。6月21日に病院の診察を受けたところ、結核の感染と発症を確認。県外の保健所から報告を受けた同保健所が7月12日に同校に知らせた。大学生は4月ごろからせきや発熱などがあったという。
同校は8月31日に文書で生徒や保護者に経緯を説明。大学生と接した1~3年の4クラスの生徒と部活動の部員、教職員3人を対象に検診を行うことにした。
報告が8月末になったことについて、同校は「生徒たちに不安を与えないようきちんと伝える必要があると保健所から指導があったため」としている。これまでに風邪のような症状がある生徒はいないという。
また検診が今月になったことについて、同保健所は「結核は感染から2、3カ月経過しないと発症の有無の検査が出来ない」としている。
彦根市と犬上郡の話題を中心に、関連する国政や滋賀県政のニュースもお送りします。取材依頼や身近な話題の提供などもお待ちしています。 電話0749-65-0608 FAX0749-62-4483 メール(hikone@shigayukan.com)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿