2011年9月7日水曜日

石と岩の写真家・須田郡司さん 聖なる石・磐座巡る琵琶湖キャラバン始動へ 初回はカフェ朴で

 国内外の石や岩を撮影している写真家・須田郡司さん(49)=彦根市松原2=は、4日に花しょうぶ通り商店街の寺子屋・力石で開かれたサロンで、琵琶湖周辺の石を撮影しながら各所で語り部を催す「琵琶湖キャラバン」を行うと発表した。
 須田さんは1995年の東京でのギャラリー「石の宇宙」展への参加をきっかけに石を意識し始め、翌年以降、東南アジアや中東、南米、アフリカなどを旅し、2003年から3年間は「日本石巡礼」をしてきた。
 石の魅力について須田さんは、▽地域と密接につながった信仰の対象=「磐座(いわくら)」=になっている▽すべて自然の造形である―ことを説明。「石は動かせないが、人間は動ける。その石と石をつなぐ役割になるため撮影している」と話した。
 サロンの中では、米原の烏帽子(えぼし)岩や多賀・胡宮神社の石を紹介しながら、「滋賀にも多くの磐座が残っており、それらの岩を巡っていきたい」と話し、「琵琶湖キャラバン」を行うと公表。3年後をめどに、琵琶湖周辺の磐座をまとめたマップも作る予定だという。
 今月23日午後3時半~彦根市尾末町の「ほっこりカフェ朴」でその1回目を開く。カフェ朴での語り部はワンドリンク付き1500円。申し込みは同店℡0749(22)0839へ。
力石で写真展
 須田さんは8日まで力石で写真展「聖なる石に出会う旅」を開いている。中国やチベット、フランス、スコットランド、ジンバブエなど海外の11枚と、福島県いわき市の宇宙岩、石垣島の年輪石など国内の13枚を展示。午前11時~午後6時。
 【須田郡司(すだぐんじ)】群馬県沼田市出身。琉球大学卒業後、東京の写真学校、雑誌カメラマンを経てフリーに。以前から関西への移住を希望し、千葉県市川市から、妻・ひとみさん(36)の母親が稲枝出身とのことで、今年6月22日に彦根へ移住。これまでに世界40カ国を旅している。著書は「日本石巡礼」、「世界石巡礼」(いずれも日本経済新聞出版社)など。

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