2011年9月14日水曜日

彦根城世界遺産へ 日本イコモス国内委員が彦根視察「海外の委員の視察を」

世界遺産登録のための審査機関・日本イコモス国内委員会(委員長・西村幸夫東大副学長)の委員14人が10、11日の両日、彦根を訪問。彦根城内や城下町を視察した。
両日とも非公開で、同委員会や市によると、メンバーは10日に彦根城博物館で理事会と城下町の視察、11日に彦根城内の見学と同館で市主催の彦根城世界遺産登録研究会を開催。
研究会では、まず市側がプレゼンを行い、彦根城内の建物、玄宮園やお浜御殿など庭園、佐和山城跡、芹橋や七曲りなど城下町を紹介。推薦に向けたこれまでの取り組みや課題を示した。
研究会後、西村委員長と矢野和之事務局長が報道陣の取材に応じ、委員からは、「(世界遺産の)姫路城と比べると城下町や庭園が残っているのが強み」、「これだけ当時のままの建物が残っている城下町はないのでは」、「城下町を伝建地区(伝統的建造物群保存地区)にするには地元の合意が必要」、「海外の委員がどのように見るのか、論理が整ってから見てもらっては」などの意見があったという。
市教委文化財部の谷口徹部長は今後の課題について▽石垣や城内の建物整備▽(城下町の)地元の人とのまちづくり▽伝建地区など国指定の物件の増加―をあげた。

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