2016年2月27日土曜日

彦根市平成28年度当初予算案を発表。一般会計は前年度比8・9%増の427億8000万円と過去最大

 彦根市は22日、平成28年度の当初予算案を発表。一般会計は前年度比8・9%増の427億8000万円と、過去最大の予算規模になった。(仮称)平田認定こども園など民生費が大幅に増えたほか、旧外堀の公有地化や彦根駅舎バリアフリー化、本庁舎耐震化などの整備で教育費、土木費、総務費などが増加した。
 一般会計の歳入のうち、自主財源の大半を占める市税は所得環境の改善で個人市民税が増収となり、前年度比微増の166億7709万円。使用料や手数料、繰入金などを含めた自主財源全体では平成20年度と同額の223億円だった。依存財源は投資的経費の増加による国庫支出金や地方交付税、地方消費税交付金の増などから、ここ10年では最大の205億円となる見込み。
 借金にあたる市債は前年度比46・2%増の41億0140万円を発行。地方交付税の代替えとして発行する臨時財政対策債を除いた地方債残高はここ10年で最少の796億円となる見込みで、市民一人あたりで概算すると約70万円負担することになる。平成26年度決算で実質公債費比率が8・7%となっていることから、市は「指標が策定された当時の危機的な状況からは脱出できた」としている。
 貯金にあたる基金は不足する財源を確保するため、今年度は特別会計を含めた総額で約27億円を取り崩す予定。基金残高は70億円を見込んでいる。
 なお特別会計(6会計)は国民健康保険事業、介護保険事業、下水道事業などの会計が増えたことで、前年度比2・6%増の277億8968万円、一般会計と企業会計(2会計)を含めた総額では同6・0%増の872億2494万円と、平成13年度予算に次ぐ2番目の規模になった。
家計に例えると
 彦根市の一般会計予算案を年収428万円の家計に例えると以下のようになる(単位は万円)。
 【年間収入】▽給料(市税・交付税)=256▽助成金(国・県支出金)=95▽銀行借り入れ(市債)=41▽定期預金解約(繰入金)=24▽そのほか(財産収入など)=12。
 【年間支出】▽生活費(人件費、扶助費など)=272▽仕送り(繰出金)=61▽家の増改築など(投資的経費)=60▽ローン返済(公債費)=34▽預貯金(積立金)=1。

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