2016年2月23日火曜日

インバウンド推進へ近江鉄道を活用 県が創生事業を予算化、県立彦根総合運動公園の整備事業・滋賀県立大のブランド力強化も

 滋賀県が発表した平成28年度一般会計予算案のうち、彦根・犬上管内としては、今年6月16日に創立120周年を迎える近江鉄道に関する事業が盛り込まれている。
 「新たな魅力創出事業」としては、国の地方創生加速化交付金を活用し、近江鉄道のビア電や地酒電車など人気イベントをインバウンド(訪日客)向けとして活用。特に台湾からの観光客の誘客を目指し、海外旅行博でのPRや外国人観光客用車両の運行、外国語対応表記の研究を行う。
 「魅力再発見事業」としては、昭和時代に走っていた赤色塗装の電車の運行、懐かしの鉄道展、120周年記念乗車券など。
 「近江鉄道とその沿線市町 魅力発信事業」では鉄道風景画家・松本忠さんのギャラリートレイン、ラッピングバス運行、沿線市町の観光キャンペーンとの連携など。
 県は新年度、沿線の5市5町などと協議会を設立し、近江鉄道の利用促進と沿線地域の活性化に向けた新たな観光資源の発掘と創出を目指すとしている。予算額は400万円。
 県の予算案のうち、彦根犬上管内のほかの主な事業は以下の通り。
 ▽平成36年の国体に向けた県立彦根総合運動公園(仮称)の整備事業=実施設計と第1種陸上競技場の建築基本設計、測量・各種調査業務(2億6036万円)。
 ▽滋賀県立大学のブランド力強化=活動成果に対して認知度が低く、大学間競争が激しくなっているため、地域の課題解決に向けた取り組みを深化させ、効果的に広報することで優秀な人材を確保する。具体的には大規模進学フェアや高校との連携強化、プレス資料提供の拡充と強化など(2300万円)。
 ▽農家民泊受け入れ事業(自治振興交付金)=中学生の修学旅行を受け入れて、農家などで農作業や伝統の技、カロムなどを体験してもらう取り組みで、彦根市内では平成25年度から実施。彦愛犬ではびわこ湖東路観光協議会が受け入れ先の拡充に向けた講習会などを開いている(193万円)。

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