金田選手は身長180㌢、体重85㌔の恵まれた体格で、ベンチ入りメンバーでは最も大柄の一塁手。夏の滋賀大会では準決勝の近江兄弟社戦での代打出場のみだったが、持ち味の長打力を生かし甲子園では代打の切り札として登場する可能性がある。
甲子園出場について、金田選手は「春の滋賀大会の決勝で敗れ、チームが一度リセットされたことで、一丸となって甲子園出場に照準を合わせることができた。最後の夏の甲子園になるので、その重みを感じます」と引き締まった表情を見せた。
今年のチームの印象については4人のエース級をそろえた投手力をあげた上で「投手力に打線がつながれば、甲子園でも上位を狙える」と分析し、対戦したいチームに大阪桐蔭や星稜をあげた。
甲子園では代打での出場になると思われるが「バットの芯に当たれば、どんな投手でもホームランを打てる自信があるので、活躍を見てほしい」「チームとしてはベスト8以上を目指し、全国制覇を果たしたい」と意気込みを述べた。
アルプス席で応援団長を務めるのは3年生の茨木寿弥選手(18)=京都府綴喜郡。春のセンバツではベンチ入りし、副主将も務めた。
夏の滋賀大会から応援団長に指名された。その時の思いについて茨木選手は「切り替えてやるしかないと思った。ほかの部員たちと一緒にチームが勝てるよう応援するだけ」と力強く語った。
滋賀代表として出場することについては「近江高のアルプス席はすごいと思われる応援をしたい。吹奏楽部は全国的にも有名なので、一緒に盛り上げていきたい」と自信を見せ、「泣いても笑っても最後の甲子園になるので、部員、マネージャーの104人全員で100回大会の優勝旗を滋賀へ持ち帰りたい」と全国制覇を目標に掲げた。
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