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2016年4月12日火曜日

彦根市がPR動画撮影で無人飛行機ドローンの運用開始

 彦根市は1日から、市のPR動画を撮影するため、無人飛行機「ドローン」の運用を開始した。自治体がPR動画のためにドローンを導入するのは県内初だという。
 市は1日付けで秘書政策課内にシティプロモーション室を設置。運営にあたり、同課の市職員2人が2月末から荒神山や松原など飛行禁止区域外で、操縦に必要な10時間以上の練習をしてきた。
 ドローンは中国のDJI社製。重さ1・28㌔、高さ約20㌢、幅約60㌢で、最大上昇速度が秒速5㍍、最大下降速度が秒速3㍍で、約15分間飛ばせるという。1台一式で約20万円。
 1日朝には大手前保存用地で最初の撮影を実施。飛行禁止区域だが、事前に国土交通省の許可を得た上で、彦根城の撮影を行った。撮影した動画はユーチューブで配信しており、市のホームページからも閲覧できる。今後は観光向けのPR映像を撮影するほか、災害時の現場や遺跡の発掘調査地などでも活用する。

滋賀大学の新学長・位田隆一氏「攻めの姿勢で発展させたい」

 今月1日付けで滋賀大学の学長に就任した位田隆一氏(68)が4日、彦根キャンパスで記者会見を行い、「攻めの姿勢で発展させたい」と述べた。
 所信表明の中で位田学長は「きらきら輝く滋賀大学へ」をキャッチフレーズに掲げ「先生方のコンセンサス(総意)を得ながら滋大を発展させていきたい」と抱負。来年度、彦根キャンパスに新設が予定されているデータサイエンス学部については「色んな情報が世の中にあるが、データをうまく見つけて活用できる人はあまり育成されていない」とし「データのプロを育てて、我が国のこれまでの弱点を克服したい」と話し、現在の経済学部の90人分と教育学部の10人の計100人分の定員を振り分ける意向を示した。
 また「教職大学院を設置する」ことを明かし「滋賀県を中心とする学校教育・経営におけるプロ中のプロを育てたい」と語った。位田学長の専門が国際法のため、グローバル化にもふれ「海外連携の拡大、英語環境の充実、異文化理解教育の拡充、国際共同研究の推進、教職員の在外研究で、全学的グローバル化を進める」とした。
 位田学長は京都大学法学部卒。京大教授、京大大学院教授、外務省外務事務官、日本学術会議会員などを歴任し、平成24年4月から滋賀大学監事(非常勤)などを務めていた。任期は4年間。

2016年4月8日金曜日

40歳代向け拡大のニューバージョンのコツコツ続ける金亀(根気)体操+(プラス)誕生

 介護予防を目的に彦根市が広めている「コツコツ続ける金亀(根気)体操」(以下、金亀体操)のニューバージョンが完成。3月30日に彦根市保健・医療複合施設くすのきセンター(八坂町)で、ひこにゃんと一緒に運動指導員70人が披露した。
 骨・関節・筋肉などが弱くなって介護の危険性が高くなった状態・ロコモティブシンドローム(ロコモ)予防と健康寿命を延ばすことを目的に、市は作業療法士と理学療法士の監修のもと、平成23年度に考案した金亀体操を広める活動を展開。今年1月末時点で65のグループが実施している。
 ニューバージョンは40~50歳代も実施でき、認知症予防や口の健康にもつながるという体操で、市は「コツコツ続ける金亀(根気)体操+(プラス)」と題した動画も制作。40歳代向けに従来よりも有酸素運動をレベルアップさせた「金亀体操+1~からだスッキリ編~」、認知機能の向上に役立つ運動とされるコグニサイズを取り入れた「金亀体操+2 ~脳にも+編~」、顔の表情筋を鍛える体操や舌体操など「金亀体操+3 ~お口の体操で笑顔満開編~」を紹介。ひこにゃんや甲冑隊らが彦根城天守前などで体操している様子が収められている。
 これまでの金亀体操は高齢者向けで、市の講習を受けた運動指導員がリーダーとして各地域で活動してきたが、ニューバージョンは年齢の幅を40歳代まで広げ、さらに講習を受けずに誰でも気軽に金亀体操ができるのが特徴。市医療福祉課では「40歳~50歳代が多く占める企業の朝礼の際などで活用してほしい」としている。
 動画は市のホームページに近くアップされるほか、新品のDVDを医療福祉推進課に持参すれば、録画したDVDが無料で受け取れる。問い合わせは同課☎(24)0828。

2016年4月6日水曜日

日高敏隆さん著書と妻・喜久子さん挿絵展「KiKiの環世界」カフェ・ギャラリー寺子屋で

 滋賀県立大学の初代学長で動物行動学者の故・日高敏隆さん(享年79)の著書と妻・喜久子さん(74)=京都市=の挿絵展「KiKiの環世界」が、10日まで彦根市の花しょうぶ通り商店街のカフェ・ギャラリー寺子屋で開かれている。
 柴田いづみ・県立大学名誉教授が喜久子さんの作品にひかれ、同ギャラリーでの展示会を企画。日高さんの著書のうち、「犬のことば」「ネコたちとめぐる世界」「動物たちはぼくの先生」など10冊以上と、それらの本に喜久子さんが鉛筆などで描いた動物や昆虫の絵の原画約60点を展示している。
 「KiKi」は喜久子さんが日高さんから「きき」と呼ばれていたため、ペンネームとして使用。喜久子さんは「夫の文章を読んでから、それに合った絵を描いた作品を集めました。ご縁に感謝しています」と話していた。土日には同ギャラリーに滞在する予定。開館は午前11時~午後5時。入場無料。問い合わせは同ギャラリー☎(22)1601。

重要文化財、馬屋の保存修理が完了し4月1日から公開再開

 彦根城内の重要文化財、馬屋の保存修理が完了し=写真、4月1日から公開される。
 馬屋は江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)に建設。佐和口門の内側から西へ延び、南へ折れ曲がる構造で、現存部分は延べ約62㍍に及び、内部には21の馬房(馬の部屋)がある。元々は現在の売店あたりの約20㍍先まであったとされるが、明治時代初めの廃城令の際に壊された。城内に馬屋が残っているのは全国で彦根城のみ。
 昭和43年の解体修理後、屋根のこけら葺きが腐食し、漆喰壁がはがれるなどの損傷が目立っていたため、彦根市は国や県の補助を受けて平成26年7月15日から保存修理をしていた。総事業費は1億4085万円(半額が国の補助)。
 公開時間は午前8時半~午後5時。入場無料。年中無休。

2016年4月2日土曜日

千本桜プロジェクト4月から開始 桜の苗寄贈と植樹の団体募集

 桜の苗木などを購入・寄贈する企業・団体と植樹・管理する地域住民・団体を募集する「千本桜プロジェクト」が4月から始まる。3日午後1時半~四番町ダイニングでオープニングイベントが行われる。
 桜の植樹を通して人との新たなつながりを作ることで、まちづくりへの意識を高めてもらおうと彦根市が企画した。
 企業や団体が苗木を個別で購入し、寄贈された団体らが植樹し世話をする取り組みで、寄贈品は桜以外の花や肥料でも可。ほかの地域との交流を目的にしているため、居住区内でのやり取りは不可で、別の団体への寄贈が条件になる。植樹場所は彦根城以外で。
 オープニングイベントでは城西小5年生の「城山の豊かな自然を伝えよう」の活動発表や意見交換会などがあり、主催団体や運営方針を決める。参加自由。問い合わせは市生活環境課☎(30)6116。

埋め立てごみの中山投棄場が中継基地のみで三重県の業者に処理委託、一般廃棄物含め処理場の建設課題に

 彦根市内と犬上郡3町内で回収された埋め立てごみの最終処分場の中山投棄場が4月1日から埋め立てされなくなり、三重県の民間業者に処理が委託される。また、彦根市清掃センター(野瀬町)に代わる新しいごみ施設の建設候補地も選定中で、一般廃棄物と埋め立てごみの両処分場の選定が彦愛犬地域での課題となっている。
 中山投棄場は地元の自治会などの同意を経て平成10年度に供用を開始。1市3町の埋め立てごみの最終処分場として機能してきたが、その埋め立て処分の事業計画が今月末までとなっている。
 今月25日に完成した中継基地については、開設による交通安全対策や公害防止・環境保全に関する協定の見直しなどを行った上で、24日に地元と合意した。中継基地の使用期間は今年4月1日から平成33年3月31日までの5年間。4月以降、民間業者の三重中央開発(三重県伊賀市)に処分が委託される。
 彦根市清掃センターは昭和52年に建設。老朽化に伴って、彦根愛知犬上広域行政組合が平成22年から事業主体となって新施設の候補地を検討してきたが、決まっていない。同センターでは彦根市内のごみが処理されているが、新施設では犬上3町と愛荘町のごみも処理されるため、同組合では昨年10月から1市4町で4~5㌶の土地が確保できる地域の自治会長や土地所有者を対象に新施設の建設候補地を募集している。
 新施設を受け入れた自治会には3億円を限度にした地域振興策が行われる。同組合によると、すでに1件の応募があり、7月29日まで受け付けている。今月25日には豊郷町の豊栄のさとで建設候補地選定委員会の9回目の会議があり、5月14日午後7時~豊栄のさとで3回目の説明会、5月26日に岐阜県可児市のささゆりクリーンパークの施設見学会がある。
 建設候補地は平成28年度中に選定委員会が決め、それに基づき、最終的に1市4町の首長による管理者会が決定する。問い合わせは同組合☎(35)0015。