所信表明の中で位田学長は「きらきら輝く滋賀大学へ」をキャッチフレーズに掲げ「先生方のコンセンサス(総意)を得ながら滋大を発展させていきたい」と抱負。来年度、彦根キャンパスに新設が予定されているデータサイエンス学部については「色んな情報が世の中にあるが、データをうまく見つけて活用できる人はあまり育成されていない」とし「データのプロを育てて、我が国のこれまでの弱点を克服したい」と話し、現在の経済学部の90人分と教育学部の10人の計100人分の定員を振り分ける意向を示した。
また「教職大学院を設置する」ことを明かし「滋賀県を中心とする学校教育・経営におけるプロ中のプロを育てたい」と語った。位田学長の専門が国際法のため、グローバル化にもふれ「海外連携の拡大、英語環境の充実、異文化理解教育の拡充、国際共同研究の推進、教職員の在外研究で、全学的グローバル化を進める」とした。
位田学長は京都大学法学部卒。京大教授、京大大学院教授、外務省外務事務官、日本学術会議会員などを歴任し、平成24年4月から滋賀大学監事(非常勤)などを務めていた。任期は4年間。
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