馬屋は江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)に建設。佐和口門の内側から西へ延び、南へ折れ曲がる構造で、現存部分は延べ約62㍍に及び、内部には21の馬房(馬の部屋)がある。元々は現在の売店あたりの約20㍍先まであったとされるが、明治時代初めの廃城令の際に壊された。城内に馬屋が残っているのは全国で彦根城のみ。
昭和43年の解体修理後、屋根のこけら葺きが腐食し、漆喰壁がはがれるなどの損傷が目立っていたため、彦根市は国や県の補助を受けて平成26年7月15日から保存修理をしていた。総事業費は1億4085万円(半額が国の補助)。
公開時間は午前8時半~午後5時。入場無料。年中無休。
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