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2016年4月19日火曜日

彦根西高と彦根翔陽高が統合した県立彦根翔西館高校の開校式と入学式

 彦根西高と彦根翔陽高が統合し誕生した県立彦根翔西館高校の開校式と入学式が8日、文化プラザで開かれた。
 翔西館高には9クラスに新1年生360人、西高の2・3年生315人、翔陽高の2・3年生395人の計1070人が在籍。式典には新入生と保護者、2・3年生の一部を含め計約900人が出席した。
 開校式では開校宣言、茶谷不二雄校長への校旗の授与、三日月大造知事の開校の言葉、大久保貴市長の祝辞などがあった。入学式では1年生一人一人の名前が呼ばれ、茶谷校長が「失敗を恐れず夢に向かってチャレンジできる人になってください。西高や翔陽高の先輩と共に学べるのは貴重な体験であり、良き伝統を引き継ぎながら、魅力と活力のある学校にしてほしい」とあいさつ。
 新入生を代表し山口壮太君(15)=正法寺町=が「誇りを持って学則を守り、学業に励み、本校の発展に寄与する」と宣誓した。
 翔西館高は普通、スポーツ科学、家庭科学、会計ビジネス、情報システムの各系列で、県によると、総合学科としては国内最大規模の高校だという。今年度は元の翔陽高の敷地内に新1年生、西高2・3年生、翔陽高2・3年生が通うことになり、制服や校歌、校章、教頭などは新1年生が3年生になるまで別々のまま。 
 県教委によると、当初の計画より遅れている特別教室と体育館は今月28日に完成する。以降、新しい校舎の建設、前校舎・体育館の解体、グラウンドの整備を今年度中に行う予定。旧西高のグラウンドと体育館は部活や授業で活用される。

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