東中は18日に生徒会の役員が集まり、委員会組織の一つ協議委員会委員長の久保田しずくさん(14)=3年生=から被災地支援の提案があり、翌日の会議で募金活動を決定。20日の朝の会で生徒会役員が校内の全クラスを回って協力を依頼したほか、昼休みや放課後も呼びかけた。
21日は生徒会役員の2・3年生25人がくまモンや東中のキャラがイラストされた募金箱を片手に昇降口に並んで午前8時から開始。「熊本の被災地へ支援をお願いします」などと登校する生徒に呼びかけながら15分間募金活動をしていた。
久保田さんは「今、被災地に何が必要かを考えて募金活動を企画しました。私たち一人一人の力を合わせて被災地のお役にたてることができれば」、生徒会長の村上和央君(14)は「集まったお金は避難している人たちの日用品代に使ってもらいたい」と話していた。支援金は市を通じて日本赤十字社に寄付される予定。
彦根青年会議所は16日と18日に彦根駅前で、20日に南彦根駅前で募金活動を実施。20日は会員15人が西口と東口に分かれて午後6時~1時間半、募金活動を行い、3日間で約21万2000円が集まった。24日に彦根城内で開催する写生大会でも行う。支援金は日本青年会議所を通じて被災地へ送られる。
彦根市は20日、市役所で熊本地震にかかわる1回目の市災害支援対策本部会議(本部長・大久保貴市長)を開催。「被災地支援は関西広域連合、滋賀県、各種団体からの要請に基づいて実施する」「滋賀県を通じて要請のあった保健師、被災建築物応急危険度判定士、被災宅地危険度判定士については派遣に向けた検討・調整を行う」などと発表した。
翌日には県から保健師の派遣要請があり、市は5月3日から8日までの期間で保健師一人を被害が大きかった南阿蘇村に派遣する。現地では県の支援チームに入りながら、避難者の健康管理などを務める予定。
彦根市共同募金委員会は熊本地震の義援金を受け付けている。6月30日まで。問い合わせは市社協内の事務局☎(22)2821。
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