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2009年7月31日金曜日

彦根東高校のゆるキャラ「ぎんにゃん」 初登場へ

 彦根東高校のイメージキャラクター「ぎんにゃん」の着ぐるみが、8月2日午後6時50分から中央町で初めてお目見えする。
 東高新聞部が昨年、夢京橋キャッスルロードで開かれたゆるキャラまつりを取材した際、主催者から「学校のゆるキャラを作ってみては」とのアドバイスを受けたことから、キャラクター作りを企画。昨年末から今年初めにかけて校内でキャラクターを公募し、約40件の応募があり、生徒間の投票の末、米田梨那さん=3年生=が考案したデザインが選ばれ、「ぎんにゃん」と名付けられた。
 ぎんにゃんは、白色のネコを基調に、頭に東高の象徴・イチョウの葉を差し、赤鬼をイメージした赤色のマフラーを、東高の校章で留めている。特技は銀杏の皮むきと東高生を癒やすこと。好きな食べ物は熱い茶と茶碗蒸し。
 今春に野球部がセンバツ出場した際には、バッターの構えや応援団員、チアリーダーなどの格好をしたぎんにゃんも、新聞部発行の新聞などに登場。これまでに約20種類のパターンが作られている。
 7月1日に校内で行われた文化祭で、新聞部の部員18人と顧問が約3週間かけて作った着ぐるみも初めて披露され、生徒の間で人気だったという。
 校外では、2日の中央町で初お目見えとなる。今年10月23日~25日に市内で行われる「ゆるキャラまつり」にも登場する予定。

彦根市、ひこにゃん似た商品販売中止求める 四番町は「販売継続」

 ひこにゃんと類似する「ひこねのよいにゃんこ」の商品を販売しないよう、彦根市は27日、市内6社の販売店に販売中止を求める文書を提示した。市の指示に従い販売を停止する店がある一方、販売を続ける店舗もある。
 ひこにゃんは、築城400年祭に合わせて大阪のキャラクター作家が考案。彦根市などで組織の実行委が公募作品から選んで、著作権を買い取り、ひこにゃんの名称と図柄もその後、商標登録された。
 しかし平成19年11月に、ひこにゃんが営利目的に利用されていることや、3つのポーズ以外の図柄が出回っていることに原作者が反発し、400年祭後の使用中止を求める民事調停を申し立てた。市と原作者での協議の結果、▽市は3つのポーズ以外の使用を認めない▽原作者が著作者人格権、市が商標権、実行委が著作権を所有する▽原作者が出版した絵本「ひこねのよいにゃんこ」の創作活動を続ける―ことなどで合意した。
 よいにゃんこのグッズは、市内の土産物店や商店街で販売されている。しかし市は「ひこにゃんと間違えて買っていく人もおり、誤解を生む恐れがある」として、27日に市職員が各店舗に訪れ、販売中止を求める文書を手渡した。
 文書には「絵本の販売は認めたが、それ以外のグッズ販売は認めていない」「販売中止に従わない場合、弁護士と協議の上、法的措置も検討する」などと記していた。
 販売店では「在庫がなくなる8月半ばごろまで置き、その後撤去する」と市に従う店がある一方、四番町ダイニングは「よいにゃんこの商品を買いに来る客もおり、販売を止める訳にはいかない」としている。
 市と原作者側の弁護士は、よいにゃんこのグッズ販売に関して、これまでにも何度か水面下で協議をしてきたが、平行線に終わっている。市は原作者に対し、「今後は場合によっては法的措置も辞さない」と強気の構えを見せている。
 よいにゃんこグッズの代理店を務める市内の出版社は「市と原作者でよいにゃんこの関連品の販売は合意しており、グッズ販売は問題ない。販売店に販売中止を求めるとは理解できない」としている。

2009年7月29日水曜日

居合道「一心無双流」の剣士が華麗な演舞

 居合道の「一心無双流」の公開演舞が26日、彦根城博物館の能舞台で行われ、県内の剣士20人が巧みな刀さばきを披露した。
 一心無双流は毛利藩の兵法を受け継いだ流派で、県内では彦根、長浜、浅井、木之本に道場がある。
 公開演舞では剣士2人ずつが、さまざまな型をすぶりで見せた後、ベテラン剣士が真剣を手にし、畳表をまるめた巻わらをさまざまな型で鮮やかに斬った。来館者も剣士の技を、固唾を呑んで見守っていた。

雨の中、彦根ゆかたまつりに9000人

 彦根ゆかたまつりが26日、夢京橋キャッスルロードで開かれ、あいにくの雨が降る天候だったが、約9000人(彦根観光協会発表、昨年1万2000人)が訪れた。浴衣や甚平を着て抽選会の受付をしたのは2050人(同2800人)だった。
 まつりの前半、通りは浴衣姿をちらほら見かける程度だったが、雨が止むにつれて次第に増え始め、通りは浴衣姿の女性や子どもたちで賑わった。今秋開催のゆるキャラまつりのPRのためにひこにゃんなどゆるキャラが、メインステージに登場すると、会場は歓声に包まれた。まつりの最後には抽選会も行われ、当選番号の発表の度に、歓喜の声とため息に包まれていた。

戦後体制から「地方分権」へ 滋賀大学・宇野隆俊准教授が解説

 「地方分権」をテーマにした滋賀大学の公開講座が25日開かれ、宇野隆俊准教授が、戦後の日本経済の復興から、バブル崩壊後の地方分権の潮流までを解説した。
 宇野准教授はまず、戦後の日本経済の特徴として▽急速な経済成長▽規制や公共投資など経済への政治介入の大きさ▽地域間の経済格差の小ささ―を紹介し「55年体制下で農村部を基盤とした自民党政権の働きが大きかった」と分析。一方で、1993年の55年体制の崩壊と、90年代のバブル崩壊により、税収減や財政の悪化が進み、工場の海外移転、東京の一極集中により「地方が空洞化した」と展開した。
 中央と地方との財政構造については、公務員総数のうち地方公務員が約4分の3だが、歳出総計に占める地方自治体の割合は7割前後で、歳入面では国税が約6割・地方税が約4割だとするデータを示し「地方は多くの仕事をこなしているわりには、自主財源が少ない」と説明。「地方の税収構造は法人への課税を占める割合が大きいため、経済状況の変化にぜい弱で税収として不安定」と述べた。
 地方の小規模自治体の財政悪化や国4の財政危機などを背景に行われた「平成の大合併」については「国から地方への地方交付税など財政調整の適正化により、地方の財政基盤を強くし、弱い自治体を無くす必要があった」と解説した。

 ※(解説)橋下徹大阪府知事や中田宏横浜市長らによる「首長連合」の訴えで、8月18日公示30日投票の衆院選では「地方分権」も争点の一つになりそうだ。
 戦後の日本経済を支えた中央集権体制は、すでに綻びを見せ始め、体制により既得権益が生じる国の統治システムの打破は不可欠な状況だといえる。
 各政党のマニフェストにおける「地方分権」の政策を吟味しつつ、今後の地方分権の推進が期待される。(山田貴之)

彦根にも妖怪が!? 研究家・羽原仁志さんが紹介

 妖怪について学ぶ3回シリーズの初回の講座が24日、彦根市男女共同参画センター「ウィズ」で開かれ、市内の小学生ら約50人が参加。妖怪研究家の羽原仁志さんが「彦根の妖怪」をテーマに話した。
 羽原さんは、「カッパは妖怪ではなく神様だ」とした上で「お化けや幽霊、神様もみんなまとめて妖怪と言え、すべて怪しい存在だ」と解説した。
 彦根の妖怪については、佐和山七不思議の一つで清凉寺にあるタブの木が夜になると女に化けるという「木娘」や、日が暮れても一人で遊ぶ子どもをさらっていくという「子買い男」、北野神社(馬場1)近くの白壁から急に出てくるという「馬の首」など20体の妖怪を紹介した。
 話を聞いた子どもたちからは「妖怪はどうやって誕生するの」「妖怪は何でいるの」などの質問があり、羽原さんは「妖怪は人間がいる所に必ず出てくる」「妖怪がいないと人間もうまいこと暮らしていけない」と答えた。
 なお次回以降の講座日程は、8月8日午後7時~「淡海の妖怪の話」、21日午後2時~「妖怪のいる毎日」。誰でも参加可。参加費は1人100円。申し込みは同センター℡0749(24)3529へ。

2009年7月24日金曜日

「五環生活」、お年寄りをベロタクシーに乗せて街中散策

 彦根市内で自転車タクシー(ベロタクシー)を運行しているNPO法人「五環生活」(代表理事・近藤隆二郎県立大准教授)は23日から、お年寄りを乗せて街並み散策を楽しんでもらうサービスを始めた。初日には栄町グループホームで出発式が開かれ、ひこにゃんや地元の子どもたちが見守る中、お年寄りを乗せて市街地を巡った。
 戦後の一時期に流行した「輪タク」をイメージし、お年寄りにゆっくりと市内の街並みを見てもらおうと企画。対象は市内のグループホームや宅老所などに入所するお年寄り。2人一組で20~40分散策する。無料。10月まで。
 出発式では、近藤准教授が「これまでは観光客を乗せて走ることが多かったが、これからは地域の皆さんにも乗って頂ければ」とあいさつ。その後、お年寄りを乗せて出発し、彦根城内の堀沿いをゆっくり回った。
 ベロタクシーに乗った女性は「景色がとても良かった。ありがとう」と笑顔の表情を見せていた。問い合わせは同団体℡(26)1463へ。