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2016年3月28日月曜日

彦根城に花見ぼんぼり設置、旧木俣家屋敷前の桜開花4月1日から彦根城桜まつり

 彦根城の内堀沿いに花見ぼんぼりが設置された24日、旧木俣家屋敷前の桜(ソメイヨシノ)が開花した=写真。4月1日からは彦根城桜まつりが始まる。
 城内の桜の開花は暖冬の影響で例年よりも早い。桜まつりは毎年、花見のシーズンに開催されており、玄宮園前から大手門橋、京橋一帯で夜間(午後6時~同9時)に桜がライトアップされる。20日までの予定だが、桜の開花状況によって変更される。
 24日に設置されたぼんぼりは、高さ約2・8㍍の20本が表門橋から金亀児童公園前まで設置。高さ60㌢の10本が金亀児童公園の桜の木につるされた。桜まつり期間中に点灯する。

佐和山城本丸跡の発掘でかんぷなきまでに破壊された一端確認

 彦根市教委文化財課は23日、佐和山城本丸跡の発掘調査の現場をマスコミに公開。彦根城築城のためにかんぷなきまでに破城された一端が明らかになった。27日午前に現地説明会がある。
 文化財課は佐和山城跡の国指定の史跡を目指し、平成23年度から佐和山城跡の発掘調査を実施しており、これまでに城下や西の丸を調査。今年度は破城された状況を確認するため、初めて本丸の石垣部分を発掘した。
 発掘により、石垣は上部(約幅1・5㍍×長さ6~7㍍)と下部(幅約1・5㍍×長さ約3・8㍍)の2段構造だったことが判明。また▽石垣の裏込め部分とみられる大量の石▽本丸跡の直下で削られた岩盤▽石垣を崩した後に本丸部分にあった土砂を使って石垣があった部分を埋めた形跡―が確認された。土砂の堆積状況は最も深い部分で約2・8㍍にも達しており、徹底的に破城する意図があったとみられる。
 滋賀県立大学人間文化学部の中井均教授は「九州・四国地方で寛永時代の城割りで徹底的に破壊された事例はあるが、関西で、しかも慶長・元和年間でこれほど徹底した事例はない」とした上で「彦根城築城で石材などが運び出された後、それまでの象徴だった佐和山城が崩され、政権が豊臣(石田)から徳川(井伊)に代わった見せしめだったのであろう」とコメントしている。
 現地説明会は午前10時~正午に本丸跡で順次行われる。雨天決行。山登りのできる服装で。問い合わせは文化財課☎(26)5833。

2016年3月25日金曜日

夢京橋キャッスルロードのゆるキャラを城西小児童が考案、キャッスルンかキャペロンか、夢京橋あかり館で投票受け付け

 夢京橋キャッスルロードのゆるキャラのデザイン=写真=を市立城西小学校の3年生が考案し、22日に発表した。名称も「キャッスルン」と「キャペロン」の2案を公表し、どちらが良いか夢京橋あかり館で25日から投票を受け付ける。
 3年生68人は総合的な学習の時間を利用し、1月21日に「こんなキャッスルロードになったらいいな」をテーマに活性化策の発表会を実施。児童の活性化策から、彦根夢京橋商店街振興組合との協議で「ゆるキャラプロジェクト」を進めることになり、児童が1作品ずつゆるキャラのデザインと名称を考案した。
 児童の代表13人による実行委員会では、デザインを合体させてゆるキャラを作り、名称を2案に絞った。ゆるキャラは、キャッスルロードの名物を冠に、彦根かるたの「キヤツスルロト」の札をネックレスに、石垣をズボンにしていることなどが特徴で、竹を支えに「キャッスルロードへようこそ」と書かれた旗を手に持ち、外国人向けに首には「Welcome」と記されている。
 名称はキャッスルンが「訪れる人がるんるんになる」、キャペロンが「名物の食べ物をペロリと食べてもらおう」との意図が込められている。児童代表からデザイン画を受け取った同組合の谷口典隆理事長は「素敵なキャラクターを考えて頂き、うれしい限り。キャッスルロードのことを大変よく勉強してもらったことがキャラクターをみればわかります」と話していた。
 名称の投票はあかり館で4月10日まで受付。どちらかを選択し、好きな方にシールを貼る。決定後はキャッスルロードのキャラクターとして活用される。

平和堂、一般家庭向けの電力の小売り事業を4月1日から開始

 平和堂は15日、一般家庭向けの電力の小売り事業を4月1日から開始すると発表した。近畿地区に本社があるスーパーが電力の小売り事業を展開するのは初めてだという。
 平和堂は「平和の緑づくり」や「お買い物袋持参運動」、牛乳パック・トレイの店頭回収など環境保全活動を展開している。平和堂と提携し電力を提供する洸陽電気(神戸市)は地熱・水力・太陽光のクリーンエネルギーの開発に乗り出しており、両社は環境に配慮したエネルギーの推進という考え方で合致した。
 平和堂は電気の販売の代行契約を行う。契約の条件はHOPカードの会員、関西電力管内で従量電灯A相当・中部電力管内で従量電灯B相当の使用者、支払いが口座振替かクレジットカードの指定ができること。
 契約者には毎月の電気使用料に応じて1%のHOPカードポイントの付与の特典があり、来年3月31日までなら途中の解約金や事務手数料が不要。今月24日から平和堂のホームページでウェブ受付を始め、滋賀・京都・大阪・兵庫の計40店では4月1日から店頭受付を始める。中部電力管内でも4月下旬から受付を開始する。
 平和堂は滋賀県内での初年度の目標として、県内世帯の1割を占める約3万5000世帯での契約を目指すとしている。営業統括副本部長の夏原陽平氏は「再生可能エネルギーが増えていく動きに少しでも貢献できればと思い、電力の小売り事業を行うことにした」と話していた。
 問い合わせは24日以降に平和堂のホームページから。

2016年3月22日火曜日

彦根市役所本庁舎の耐震工事時の仮設庁舎、彦根駅東口建設案とは別に駅前の既存のテナントビル活用

 彦根市役所本庁舎の耐震工事の期間中に使われる仮設庁舎について、これまでの彦根駅東口に建設する案とは別に、駅前の既存のビルを活用する案が浮上していることがわかった。
 これまで市は、駅東口の市有地約4500平方㍍に軽量鉄骨3階建て延べ床面積約4000平方㍍で仮設庁舎を建設する意向だった。しかし、建設費約3億3942万円とネットワーク整備費約2821万円(昨年6月議会時)かかることなどから、経費の削減や耐震工事の短縮などの利点から既存のビルを活用する案が出てきた。また市議会の中にも駅東口への仮設庁舎の新築に慎重姿勢を示す議員もいる。市と既存ビルの運営会社はすでに交渉を進めている模様だ。
 開会中の2月議会に提案されている平成28年度一般会計予算案には、増築分の実施設計委託や県有地の取得、書庫設置のための別館1階改修のほか、仮設庁舎への移動支援業務委託を含んだ本庁舎耐震化整備費(2億4834万円)が盛り込まれている。
 最近までの計画として市は、平成29年度(一部来年3月)から立体駐車場建設と仮設庁舎建設、移転先へのじゅう器設置を行い、来年9月から平成30年3月にかけて庁舎の補強と増築を行う予定としていた。しかし、仮設庁舎が既存のビルに入る場合は計画が早まる可能性も出てくる。

2016年3月19日土曜日

彦根城の梅が見ごろ

 彦根城の梅が開花し始めており、11日に見ごろを迎えた。
 大手門入り口付近の約8000平方㍍には紅梅と白梅の計約400本が植えられている。
 梅林となっている場所は江戸時代には米蔵が建っていたが、明治時代に入って取り壊された。その後、昭和25年に彦根城が新日本観光地百選に選ばれたのを記念して、梅が植えられた。
 例年は3月下旬に見ごろを迎えるが、今年は暖冬の影響で開花が早まったとみられる。
 なおウェザーマップの予想によると、彦根の桜の開花時期は3月28日となっている。

ホワイトアスパラガスの生産に薩摩町の福原勉さんが新技術で成功

 昭和20年代から40年代にかけて、彦根市新海町など市南部で作られていたホワイトアスパラガスの生産に薩摩町の農家・福原勉さん(56)が成功。新海町の直売所「あすぱらだいす しんがい」や四番町ダイニングで販売している。
 市南部はかつて、ホワイトアスパラガスの一大生産地として知られ、最盛期には25㌶の敷地で「缶詰加工用」が生産されていた。海外産の大量輸入などの影響で姿を消していたが、市は今年度、特産品になる農作物の生産者に研究を委託する地域振興作物研究開発事業を実施。昨年7月18日に公募し、4件の応募から福原さんのホワイトアスパラガス復活プロジェクトを採択した。
 かつての生産法は露地で土をかぶせて光を遮る「土盛り」が主流だったが、労力がかかる、味が均一でなくなる、収穫量が少ないなどのマイナス面があるという理由から、福原さんはビニールハウスの中に遮光シートで更にハウスを作る「遮光栽培技術」を採用。
 約600平方㍍の敷地の半分のエリアで実証実験を行い、生産に成功した。「生食用」として3月から出荷されており、4月末まで販売される。福原さんは次年度も、残り半分の敷地を使って栽培を行う予定で「滋賀といえば、ホワイトアスパラガスと言われるように復活させたい。桜のシーズンに観光客に買ってもらえるようになれば」と話していた。