2016年1月25日月曜日

さまざまな家庭の事情を抱えた子ども支援の場・フリースペースが福祉施設ふるさと内に設置

 さまざまな家庭の事情を抱えた子どもたちを支援する場所「フリースペース」が、彦根市開出今町の福祉施設・ふるさと内に湖東湖北で初めて設置される。2月3日にプレオープンする予定。
 県内の福祉団体で組織された滋賀の縁(えにし)創造実践センターは、学校など教育機関だけでは解決が難しく、制度と制度の間にいて支援が受けにくい子どもたちのために、「『居場所づくり』小委員会」を立ち上げて県内でモデル事業を展開。
 フリースペースは園や学校終了後に担当者が子どもを迎えに行き、各施設内のスクールソーシャルワーカーやボランティアらが付き添って、数時間、食事や風呂、勉強、遊びなどの支援をする場所。人件費などは県内の福祉団体が出資した基金を使って同センターが補助する。
 昨年3月31日に大津市内の福祉施設内で導入されたのを皮切りに、これまでに大津、甲賀の計4カ所で実施されており、4歳から中学2年生までの子どもたちが参加している。
 湖東湖北で初、県内5カ所目となるフリースペースは「フリースペース『ふるさと』」という名称で、既存の施設内の相談室と和室を活用。子ども一人にボランティア一人ずつとスクールソーシャルワーカー一人がそばに着いて、食事や勉強などを支援する。時間は毎週水曜午後5時半から同8時まで。
 同センターの谷口郁美所長は「子どもが抱えるしんどさや寂しさはなかなか分かりにくい。行政、施設、市民が立場を超えて手作りで支援していくことは大切だと思う」と話している。
 問い合わせは同センター☎077(569)4650。

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