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2018年5月16日水曜日

四番町スクエアのクレープ茶房&雑貨if地域の憩いの場として人気、運営は精神障害者の支援団体NPO法人サタデーピア

 彦根市本町の四番町スクエアに今春オープンした店「クレープ茶房&雑貨if」が、地域の憩いの場として人気だ。運営する精神障害者の支援団体NPO法人サタデーピア(本部・西今町)では「気軽に立ち寄って」と来店を呼びかけている。
 サタデーピアは平成11年に設立。2年後に共同作業所の「夢工房if」を立ち上げ、カフェ運営や雑貨作りなど精神障害者の就労移行支援事業を展開してきた。
 湖東湖北の20歳代~50歳代の精神障害者約30人が利用しており、サタデーピアでは利用者たちにさらに働く場を提供しようと、四番町スクエア内の「カフェテラス菩提樹」に接した建物1階の約36平方㍍を改装し3月21日に新店舗をオープンした。
 新店舗では、バナナチョコやいちごソース、小豆入りのクレープを中心に、チーズケーキ、ガトーショコラ、パウンドケーキ、ハンバーグサンド、コーヒー、紅茶、オレンジジュースを低価格で提供。ほかに、精神障害者が作ったクッキーやサブレ、トートバッグ、ミニポーチ、コースター、ブローチなど約30種類の菓子や雑貨を販売している。
 サタデーピアの上ノ山真佐子理事長は「散歩の途中でもいいので、市民の皆さんに気軽に寄ってもらえる店にしていきたい」と話している。現在は職員が勤務しているが、今後は精神障害者が店員として働く予定。
 開店日時は木曜~日曜・祝日の午前11時~午後5時。問い合わせは同店☎090(2702)2981。

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