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2010年12月9日木曜日

彦根市立病院のハナミズキ がん患った中川さんオーナーに「成長見たい」

 彦根市立病院の駐車場の隅には、ハナミズキ24本が植えられている。彦根市民健康サポーターズ倶楽部が今年5月15日に植えたものだが、そのうちの1本は通院している中川好三さん(63)=下岡部町=がオーナーとなり、通院のたびに木の成長を見守っている。
 中川さんは今年3月にすい臓がんとの診断を受け、5月に手術。そのころ、市立病院にハナミズキが植えられていることを知り、「成長を楽しみにしよう」との思いから木のオーナーになった。
 最初は高さ1㍍80㌢ほどだったとのことだが、最近では約2㍍20㌢まで成長。手術後、診察のため月に1回、市立病院を訪れており、その度に自分のハナミズキの様子を見ているという。
 「病気はどうなるのかわからないが、元気で来れる間は成長をみたい」と、ハナミズキを見つめながら話していた。
 なお、同倶楽部ではハナミズキのオーナーを募集している。1本1万円。問い合わせは市立病院循環器科の綿貫正人医師まで。

2010年12月7日火曜日

彦根城・天秤櫓に設置するしめ縄作り、ひこにゃんもお手伝い~

 毎年恒例の彦根城内に設置するしめ縄作りが7日、彦根城管理事務所(金亀町)で行われ、ひこにゃんも一緒に汗を流した。
 赤い法被姿の作業員11人が「よいしょ」「それ」などと掛け声をかけながら、束ねたもち米のわらがばらけないように、釣り糸で編み込んでいた。ひこにゃんも一緒に、しめ縄を持っていた。
 完成したしめ縄は最も大きい、長さ約6㍍、直径約25㌢、重さ約50㌔㌘で、天秤櫓に設置される。ほかにも天守入り口や開国記念館、玄宮園東口、馬屋などに置かれる、長さ0・6㍍~2・6㍍、直径7㌢~20㌢のしめ縄19本が作られた。しめ縄飾りは27日に行われる。
 なお、ひこにゃんは年末にかけて、21日午前10時~表門での門松飾り、22日午前9時半~天守前広場での鏡もちつきに登場する予定。天候により変更あり。

県立高校再編計画 末松史彦・県教育長「1年延期」の意向、説明不足で

 県立高校の再編計画について、末松史彦県教育長は3日の県議会で、今年度中に策定する予定だった計画案を1年延期する考えを示した。 
 末松教育長は会派代表質問で、県内7会場で開いた説明会で「保護者や該当高校のOBへの周知が不足している」などの意見が出たことから、「豊かな教育環境を提供できるよう、一層の周知が大切で、もう少し時間をかける必要がある」とし、計画の策定時期を次年度に延期する意向を明らかにした。
 再編計画について、県教委は▽生徒数減▽生徒のニーズ多様化▽県の財政難を理由にあげ、「県立学校のあり方検討委員会」が3月に報告した「適正な学校規模を6~8学級程度にすること」などを再編案として示していた。
 先月23日に彦根市内で行われたPTA代表者対象の「意見を聴く会」では、県教委の説明に対して、「保護者会を開くなりして、マイナス情報を含めてすべての関係者が情報を知るようにするべきだ」、「学校が無くなることで、地域社会への影響も出てくるのではないか」などの意見が出ていた。
 ※(解説)県立高校の再編計画について、小生は先月27日付けの本紙で、「PTAらの質問に県教委の回答はあいまいだった」としたうえで、「稚拙な論理のまま強引に進めるな」「いったん立ち止まり、末端へ説明せよ」などとする拙文を掲載した。
 この問題に対する県民の関心はまだまだ低い。説明不足を率直に認め、「1年延期」とした県教育長の判断は賢明だといえ、今後の県教委の対応を注目したい。         (山田)

2010年12月4日土曜日

「無人駅舎ギャラリー化計画」第5弾 鳥居本駅舎で、宮原勇作さんら若手芸術家

 彦根市鳥居本町の画家・宮原勇作さん(31)が進める「無人駅舎ギャラリー化計画」の第5弾が、5日から近江鉄道の鳥居本駅舎で開かれる。
 平成19年から行っているイベントで、今年は鳥居本からの発信という「原点回帰」をテーマに鳥居本在住の若手芸術家3人による作品展を企画した。
 出展するのは宮原さんのほか、グラフィックデザイナーの西川剣介さん(27)、画家の川端昂之(たかゆき)さん(21)。作品数は約20点。開館は午前10時~午後6時、11日まで。入場無料。

2010年12月2日木曜日

「近江の味覚と地酒を楽しむコトコト湖東電」運行4日~岡村本家・多賀・藤居本家などの新酒

 近江鉄道に乗りながら湖東地域の地酒を楽しむ「近江の味覚と地酒を楽しむコトコト湖東電」の運行が4日から始まる。今年は車内で、専門家による近江の戦国武将の話や各蔵元によるガイドもある。
 彦愛犬1市4町のびわこ湖東路観光協議会が主催。車内では近江の食材を使った弁当と、岡村本家(豊郷)、多賀、藤居本家(愛荘)、愛知本家、喜多酒造(東近江)、近江酒造(同)からの地酒の利き酒が楽しめる。ソフトドリンクもあり。運行は土日のみで、彦根駅午後6時04分発と八日市駅午後6時07分発のいずれか。
 戦国武将の話は11日~来年2月19日までの計5回に浅井長政、織田信長、石田三成ら5人の武将について専門家が講演。蔵元のガイドは4日~2月5日までの計6回。料金は3900円。2月27日まで。
 申し込みは近江鉄道運輸課℡0749(22)3303。

2010年12月1日水曜日

鮒寿司(ふなずし)に血圧降下作用、木村水産(あゆの店きむら)・滋賀県立大・福井県立大が研究

 彦根市後三条町の木村水産は29日、ふなずしに血圧を降下させる作用があることを、滋賀県立大学、福井県立大学との共同研究で明らかになったと発表した。
 研究には同社の店舗「あゆの店きむら」のふなを使用。滋賀県立大学人間文化学部の灘本知憲教授の研究グループが試験管で飯漬け前と、飯漬けして1年後と2年後を比較研究し、飯漬けした方に高血圧を抑制する成分が含まれていたという。
 福井県立大学では高血圧を発症しているラットに、同店のふなずしの抽出物を投与したところ、血圧の低下がみられたという。
 同社はすでに特許を出願中で、「ふなずしが健康に良いことが改めて定義付けられた。今後は全国ブランド化を目指す」としている。

ひこね市文化プラザとオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)が文化創造提携、クラシックに関心もって

 ひこね市文化プラザ(小出英樹館長)はこのほど、クラシック団体のオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と文化創造提携を結んだ。今後は彦根市内でOEKのコンサートを開くなどの文化交流を深める。
 文化プラザは平成9年の開館以来、年に3、4回のクラシックコンサートを開いてきたが、入場者は伸び悩んでいた。このためクラシック音楽の普及とファンの拡大を目指し、同じ城下町の金沢で活動するOEKに協力を依頼した。
 提携期間は3年間。来年は1月9日、9月24日、12月11日にOEKによる公演を文化プラザで開催するほか、アマチュア音楽団体の相互交流や両市民の訪問交流などを進める。
 金沢市の県立音楽堂で行われた調印式で、OEKの井上道義・音楽監督は「互いに知恵を絞り、よりよりものを作り上げたい。感動していただけるよう、1回1回にすべてを注ぎたい」と話した。小出館長は「彦根ではOEKのサポーターズクラブを立ち上げ、クラシックの魅力やファン層を広げたい」と述べた。
 【オーケストラ・アンサンブル金沢】世界的指揮者・岩城宏之さんらが昭和63年に設立した団体で、外国人を含む40人のプロの室内オーケストラとしては国内で最初。県立音楽堂を拠点に、年間約120公演をこなし、ヨーロッパやオーストラリアなど海外公演も14回している。平成19年1月には指揮者の井上道義さんを音楽監督に迎えて、注目を集めている。
サポーター募集
 文化プラザは、OEKサポーターズクラブの会員を募集している。
 特典は、▽年3回のOEKのコンサートの入場料を15%引きで購入できる▽優先予約が可能▽年3回のコンサート参加者には特典グッズを進呈▽文化プラザ主催のイベント入場料を5%引きで購入できる▽各種演奏会の案内を提供。年間費1000円。期間は来年1年間。問い合わせは文化プラザ℡0749(26)8601へ。
年明け初回のコンサート
 オーケストラ・アンサンブル金沢のニューイヤー・アンサンブルコンサートが来年1月9日午後3時~文化プラザエコーホールで開かれる。
 ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ「美しく青きドナウ」、「芸術家の生涯など。入場料は大人3000円、大学生以下1500円。問い合わせは文プラチケットセンター℡0749(27)5200へ。