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2016年12月14日水曜日

33歳の若さで亡くなった米田愛さんのイラスト展ギャラリー喫茶おとくらで

 33歳の若さで亡くなった米田愛さんのイラスト展が彦根市高宮町のギャラリー喫茶おとくらで3日から開かれている。母親で高宮出身の眞由美さん(63)=東近江市能登川=は「娘の作品を見てほっこりして頂ければ」と来場を呼びかけている。
 愛さんは約5年前に脳炎を発症し、手足が不自由になった中、リハビリをしながら入院先の病院などでイラストを描き始めた。眞由美さんによると、子どものころから絵を描くのが好きだったという。
 平成25年5月には眞由美さんが長年の夢だった喫茶店(「おこじょ」)を東近江市内の自宅前にオープン。愛さんも店を手伝っていたが、翌年夏に再び体調を崩し、9月12日に亡くなった。
 作品は色鉛筆やサインペン、シャープペンシルを使って、笑顔の女の子たちが一緒に買い物をしたり、雪遊びをしたりしている様子が明るい表情で描かれている。亡くなるまでに1000点以上描いたという。
 今年3月には愛さんの作品をまとめた画集を自費出版し、リハビリ中だった病院の看護師らが愛さんに名付けた3つのペンネーム「花が咲く」「ハチミツ」「君と共に」のフランス語「Fleurir・miel・avec_toi(フルリール・ミエール・アヴェクトイ)」をタイトルに採用。初の個展となった高宮での展示会でも同じタイトルをテーマに使い、愛さんの作品30点と画集を展示している。
 眞由美さんは「娘は深い悩みを抱いていたはずですが、それを感じさせない明るく軽快なタッチの作品を見てほしい」と話している。開館は今月25日までの土日の午前10時~午後5時。おとくらの場所は高宮神社前。駐車場あり。

2016年12月9日金曜日

彦根市から東近江市までの国道8号線バイパスの早期整備を目指した意見交換会

 彦根市から東近江市までの国道8号線バイパスの早期整備を目指した意見交換会が5日、彦根商工会議所で開かれ、彦愛犬や東近江市の経済団体らから約150人が参加した。国道8号線の彦根・東近江間約20㌔㍍は慢性的に交通渋滞しているため、彦根商工会議所が彦愛犬と東近江の各商議所・商工会に呼びかける形で、民間が主体となって早期の8号線バイパス整備を進めていこうと企画した。
 意見交換会では彦根商議所の小出英樹会頭があいさつした後、滋賀2区選出の上野賢一郎衆院議員=自民党=が、彦根以南には主要な企業が多くあることにふれた上で「8号線バイパスを整備することで経済活動が格段に良くなる。民間が行政と一緒に動くことは事業を進める上で効果がある。現在進めている多賀のスマートインターチェンジ(IC)とセットで実現できれば、観光振興にもつながる」と述べた。
 国交省近畿地方整備局滋賀国道事務所の山田雅義所長は、彦根・東近江間の状況について▽総生産における第2次産業(ものづくり)の割合が全国1位の滋賀県の41%を上回る49%▽対象区間の中心地から彦根ICへの所要時間が混雑時に約1・5倍になる▽交通手段は84%が自動車を使っている▽御幸橋北を筆頭に、高宮町、外町などで渋滞による損失時間が県内平均より高い▽渋滞による損失時間の高い場所で事故が多発している―ことなどを報告。「このエリアはものづくりを牽引している地域であり、生活用の交通と物流の交通が一緒になっていることが渋滞の最大の要因になっている」と語った。
 会の最後では国道8号線バイパスの早期整備に向けた「連絡会」のような組織を立ち上げるため、彦愛犬と東近江の商議所・商工会の8団体の会頭・会長による準備会の発足が確認された。事務局の彦根商議所では連絡会を年内に立ち上げ、来年以降は国への要望活動や勉強会の開催などをしていく予定だ。

彦根シャトーワイズメンズクラブ ヤエザクラ5本を寄付し金亀公園で植樹式

 彦根シャトーワイズメンズクラブはヤエザクラ5本を市に寄付し、27日に金亀公園で植樹式が開かれた。
 同クラブは市民団体のひこね桜守と一緒に、彦根城内の桜の養生作業に尽力しており、クラブ35周年の記念事業の一環でヤエザクラを寄付。カリヨンベルの隣で行われた植樹式には大久保市長やクラブ会員、市職員ら約30人が参加し、高さ2㍍ほどに成長した2年木を植えた。
 同クラブの山内勉会長は「彦根城内のソメイヨシノは植えられてから長い年月が経過しており、若い木を植える必要があると考えた」と話していた。

三日月大造知事と県内市町の首長が協議する「県首長会議」文化プラザで特別支援教育や平成36年の滋賀国体など話し合う

 三日月大造知事と県内市町の首長が協議する「県首長会議」が11月30日に文化プラザで開かれ、特別支援教育や平成36年の滋賀国体などについて話し合いが行われた。
 県と市町の適切な連携の構築を目的に三日月知事の就任以降に開催されており、6回目の今回は三日月知事と15市町の首長が出席し、大久保貴市長が進行役を務めた。事前のアンケート調査により、特別支援教育、滋賀国体、農地転用の順番で協議を行った。
 特別支援教育については、野洲市の山仲善彰市長や湖南市の谷畑英吾市長ら複数の首長から学習支援員やスクールソーシャルワーカーら人員の配置拡充を求める意見が相次ぎ、谷畑市長は「福祉と教育の現場を融合させるなど思い切った取り組みが必要だ」と要請。三日月知事は「特別支援に関しては地域ごとに偏在がある。人員の拡充もしているが、更なる対応をしていきたい」と答えた。
 滋賀国体については谷畑市長が「総事業費が不明のままでは現在の東京五輪と同じように混乱しかねない」、山仲市長が「主会場の彦根で陸上競技しかできないままで良いのか。200億円をかけるのにサッカー(Jリーグ)はできないのか。用地買収は進んでいるのか。今年中に総事業費を公表しないと、県内市町は予算を組めない」と求めた。
 これに対し三日月知事や県の担当者は「総事業費はできるだけ早く出したい。彦根の主会場の周辺には今年中に説明会を行い、年度末から次年度に用地買収を進めたい」と述べた。
 また彦根市松原町の県立スイミングセンターの代替え場所について、県が大津市と協議を行うと説明したことに対し、長浜市の藤井勇治市長が長浜への誘致を求める意見もあった。
 なお、大久保市長は特に発言をしなかった。

2016年12月7日水曜日

金亀公園の整備費24億円

 金亀公園の再整備基本計画の策定に向けた検討委員会が25日開かれ、整備スケジュールと概算の工事費が公表された。
 基本計画のたたき台では、▽金亀球場をソフトボールも利用できる多目的広場にし、荒神山公園野球場に夜間用の照明を整備し、金亀球場の代替え施設にする▽テニスコートの数を確保したうえで、景観に配慮した位置にする▽車の彦根城からの進入を止めて、市立図書館側に現状台数で駐車場を整備する▽駐車場の管理がし易い位置に管理棟を設けることなどが提案されている。
 スケジュールは平成36年の滋賀国体に向けて、来年度から2年間で設計を行い、平成31年度からわんぱく広場、野球場、多目的競技場などを解体し、並行する形で遊具広場や駐車場、多目的広場などを整備していく。テニスコートなどの再整備は国体後に順次行う。
 概算の工事費は解体費が1億7000万円、施設整備が22億6000万円で、合計24億3000万円。施設整備費の半分は国費になる予定。今後は来年1月半ばに再度、検討委員会を開き、2月上旬から1カ月間のパブリックコメントを経て3月末に基本計画を公表し、提言を受けた市は年度内に基本計画を策定する予定。

2016年12月2日金曜日

交通渋滞緩和で彦根インターチェンジ付近に新設する駐車場からバスを運行させるパークアンドバスライド導入へ

 彦根市は交通渋滞を緩和させるため、彦根インターチェンジ(IC)付近に新設する駐車場からバスを運行させる「パークアンドバスライド」の導入に向けて調整している。実現すれば、滋賀県内で初めてとなる。
 彦根ICから彦根城にかけての道路は土日祝日を中心に渋滞が目立ち、長年の懸案事項になっている。彦根市は渋滞の緩和と城内に進入する車の減少を目的に、整備中の原・松原バイパスの開通や平成36年の国体開催の時期までに「パークアンドバスライド」を導入したい考え。
 民有地を駐車場として整備し、その駐車場からシャトルバスを運行する計画で、来年秋にも社会実験を行う予定。特別史跡の城内に整備されている駐車場もあるため、将来的には駐車場を減らして史跡の発掘や復元をする目的もある。
 滋賀県内では大津市が電車に乗り換えてもらう方式を導入しているが、バスの方式は初めてだという。市の担当者は「社会実験と利用した観光客へのアンケート調査などを経て実現に向けて調整していきたい」としている。

データサイエンス学部を新設する滋賀大学で小学生を招いたプログラミング教室

 来年4月にデータサイエンス学部を新設する滋賀大学は23日、彦根キャンパスで小学生を招いた「子どもプログラミング教室」を開いた。
 統計について子どもたちに身近に感じてもらおうと、総務省と滋賀大が東京以外で初めて実施。ソフトウェア開発会社「jig.jp」(東京都渋谷区)の福野泰介社長(38)を講師に招き、彦根市内の小学校から応募があった50人以上のうち、抽選で選ばれた30人が午前と午後に分かれて受講した。
 教室はjig.jpが開発したソフト「IchigoJam」を使って行われ、子どもたちは小型の液晶モニターにキーボードで福野社長が指示した英語や数字を打ち込んで、基板につながったLEDを点滅させた後、ゲームを作ったり、日本の人口統計を算出したりする体験をしていた。
 若葉小6年生の川島伝華(よしか)さん(12)は「プログラミングに関心があり参加しました。打ち込むのが難しかったけれど、打ち込み終わると達成感があり楽しかったです」と話していた。