2017年2月9日木曜日

「自立訓練」と「就労移行支援」を行う事業所「LA PLUS共育センター」が彦根市長曽根南町にオープン

 障害者が自立して働いたり、生活したりできるよう「自立訓練」と「就労移行支援」を行う事業所「LA PLUS(ラ プラス)共育センター」が彦根市長曽根南町にオープン。自立訓練と就労移行支援のサービスを併せ持つ施設は湖東湖北で初めてだという。9日に講演会と見学会がある。
 本来は健常者と同じような生活ができるはずでも、必要な訓練を受けることができていないため社会に出て行けない障害者がいることから、働き・暮らしコトー支援センター長などを務めた小野幸弘さん(54)=多賀町=が昨年10月に合同会社「CoCreation」を発足。障害者を「当たり前の社会」に送り出していこうと、自立訓練などを行う共育センターを今年の元日に設立した。会社代表には小野さんが就き、センター長には共に会社を設立した佐々木亜矢子さん(45)=竹ヶ鼻町=が就任した。
 共育センターでは県内の知的・精神の障害者と難病患者を対象に、「自立訓練」として日常生活に必要な読み書き、計算機の使い方、メモの取り方など基礎能力訓練や、コミュニケーションの仕方、福祉サービスの利用方法、金銭管理、食生活など自立生活に向けた訓練を実施。「就労移行支援」として、重さの計測、パソコン操作、清掃など作業、現場でのトレーニングなど就労基礎訓練や、ビジネスマナー、履歴書の書き方、面接の受け方、会社の社員からの話を聞くなど就労支援を行う。
 最初は「自立訓練」を中心にして、徐々に「就労移行支援」の取り組みに移していく。基本的な期間は3年(最大4年)だが、習得の早さによって1年以内も可能。定員12人。開所日時は平日の午前9時~午後4時。見学随時可。
 佐々木さんは「障害のある方々が支援を受けるという立場から、社会や他人にあてにされる立場に変わってもらうことが大事。そのような人たちを少しでも増やしていきたい」と話している。問い合わせは共育センター☎(47)3210。
 LA PLUS共育センターは9日午前10時15分~講演会と見学会を行う。滋賀県障害者自立支援協議会委員などを務め、障害者の雇用をしているピアライフ(大津市)代表取締役の永井茂一さんが「障害のある人も当たり前に働き・生きる」をテーマに話す。受講無料。問い合わせは共育センターへ。

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