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2018年7月24日火曜日

11月23、24日に滋賀国際映画祭を初開催、短編映画を募集

 映画で滋賀県を盛り上げていこうと、彦根市肥田町の聖泉大学を事務局にした実行委員会(委員長・脇本忍准教授)は、11月23、24日に「滋賀国際映画祭」を初めて開催する。同祭に合わせて、上映する作品を国内外から募集している。
 滋賀県は琵琶湖を中心にした美しい風景や、歴史的建造物が多く残っていることから、数々の映画に登場。脇本准教授によると、ここ10年で滋賀と関連がある映画は約110本あるという。
 全国または海外へのPRと、滋賀のすばらしさを県民に再認識してもらおうと、聖泉大の教員やJTB社員、カメラマンらが滋賀国際映画祭を企画。先月15日から作品を募っている。
 募集している作品は3分未満を含む30分以内の短編映画。テーマの「奇跡」「愛」「大切なこと」「ろくでなし」から選択して作品名を付ける。映画のジャンル、年齢、性別、国籍など問わないが、すでに公開または公開予定や公序良俗・法令に違反する作品は不可。DVDにして郵送するか、ユーチューブにパスワード付きで応募し、公式ホームページの専用シートに必要事項を記入し実行委員会に送信。海外からの応募もでき、外国語作品の場合は日本語か英語、中国語のせりふの添付が必要。募集は9月28日まで。
 応募のあった全作品から審査員が10作選び、11月23日に入賞作の発表、地域の映画上映、シンポジウムが開催。24日にビバシティシネマで上映会、東近江市内で交流会がある。グランプリに10万円、準グランプリに5万円など進呈。
 実行委員長の脇本准教授は「映画を観光コンテンツの一環として、滋賀の魅力を世界中に伝えていきたい。映画祭を10年間続ければ、レッドカーペットを敷くのも夢ではない」と語っていた。
 実行委の委員、審査委員、ボランティアなど市民の協力も求めている。問い合わせは聖泉大内の事務局☎(43)3600。

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