2009年5月16日土曜日

彦根りんごのすべて 冊子に

 「彦根りんごを復活する会」(尾本正和会長)はこのほど、彦根りんごやその歴史を解説した冊子「彦根りんご物語」を作成。学校現場で利用してもらえるよう、小田柿幸男教育長に冊子100冊を贈呈した。
 同会は、彦根りんごを復活させるために平成15年5月に市民有志により結成し、西今町などで彦根りんご園を開いている。
 冊子は、5年間の活動をまとめ、彦根りんごの歴史や写真、暦表などを入れて紹介している。
 市内の小中学校、地区公民館に配布される予定で、尾本会長は「この冊子で、彦根りんごがもっと広まってくれれば」と話していた。
 ※【彦根りんご】江戸末期から昭和初期にかけ彦根市内で栽培されていた和りんご。文化13年(1816)に、江戸付きの武士・石居泰次郎が故郷の彦根で、りんごの苗木200本を植え農園を開いたのが始まりとされる。明治・大正期も複数の農家が現在の彦根西高校周辺でりんご園を経営していたが、西洋りんごの普及により、昭和30年ごろに護國神社(尾末町)付近にあった最後の一本が枯れ、以降、彦根りんごは途絶えたとされる。

 「彦根りんごを復活する会」は、彦根りんごの農園が開かれて200年の2016年に、200本の彦根りんごの苗木を復活させる事業を企画。現在、そのオーナーを募集している。
 会費は年1万円で5年間。2016年まで農園で預かった後、各オーナーに渡される。申し込みは同会事務局ファクス0749(24)2855かEメール(hikoneringo@gmail.com)。

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