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2009年5月22日金曜日

「稲村かるた」ゆかりの地、地元児童が歩く

 彦根市立稲枝北小学校の児童が「稲村かるた」に登場する寺社などを巡る恒例のオリエンテーリングが20日、学校周辺で行われた。
 地元住民の説明を受けながら地域の自然環境や文化財を学ぶことで、郷土への愛着を持ってもらおうと開いており、19回目の今年は同校の全児童140人が12グループに分かれて参加。児童たちは、グループごとに同校をスタートし、8つのポイントを回りながら、各所で説明を受けて、クイズに答えていた。
 上岡部町の長照寺では、溝口教眞住職から同寺が慶長18年(1612)に建てられたことや、釣り鐘が「梵鐘(ぼんしょう)」と呼ばれることなどを教えてもらった。また、地元の小谷一男さん(81)から鐘の下の砂利部分に、音を良くするための壺が埋められていることを聞き、実際に一人ずつ鐘をついて、音の響きを確認していた。

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