2014年1月14日火曜日

常識と価値観の転換を

 今年の本紙元日号で、雑穀料理家の大谷ゆみこさんと弊社の押谷会長との対談記事を紹介したが、お二人の「食」に対する考え方の一致に気づかれた読者もおられるだろう。
 昨年の終わりごろ、大手のホテルや百貨店が経営するレストランの食材「偽装」が話題になったが、この惨事は起こるべきして起きた現象であり、それまでは大目に見てきた神様の警告でもあったのだろう。
 しかし、スーパーやコンビニで見かける食品の裏面ラベルには、着色料、化学調味料、香料など、ありとあらゆる添加物が列記されている。国民の健康よりも、おいしさを「偽装」しながら利潤を追求するメーカーや販売業者の企みとしか言いようがない。
 一方では、「トクホ」「無添加」「無糖」など一見、体に良さそうな表示も見られるが、それらも所詮は官僚機構が定めた基準に従っただけであり、どこの国の食材を使っているのかもわからず、信用できまい。企業と官僚との癒着もあるだろう。
 癒着に関して言えば、「ワクチン」も医療業界と官僚機構との癒着があるだろう。インフルエンザ対策や幼少期に接種するワクチンも元来は強制すべき類ではない。人間には自然治癒力があり、ウイルスに抵抗できる体になっている。その元来の体を作ってきたのが「食」である。
 大手のテレビや新聞では、食や医療業界の企業の言われるままに宣伝しているが(広告費で飯を食わせてもらっているのだから、致し方ないかもしれぬが)、本紙元日号の対談の主題でもあった「日本人本来の食」への回帰のためのキャンペーンがあっても良かろうに。
 ▽小麦によるパン食からごはん・雑穀食に戻す▽砂糖を使わずに昔ながらの製法で作られた塩や味噌、しょう油を使って元来の和食を作る—。この日本人本来の食こそが健康長寿のための基本であるというのは、疑いようのない事実である。
 食や医療はもちろん、他の分野においても、目先にある常識にとらわれる(振り回される)のではなく、また、これまで培ってきた価値観を自戒しながら、一歩引いた目線で判断する捉え方こそが現代の我々に求められている、と確信している。【山田貴之】

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