2009年9月25日金曜日

彦根市、平成20年度決算 2年ぶり赤字に

 彦根市は、平成20年度決算を発表。一般会計の歳入は前年度比0・3%増の357億7239万円、歳出は同1・2%増の351億2661万円となり、単年度収支額は3億1394万円のマイナスで、2年ぶりに赤字に転落した。財政の健全化を示す指標も前年度同様、厳しい数値を示している。
 歳入は、景気悪化の影響で市税収入が減少し、地方交付税などが大幅減となった。前年度の繰越金の増加と地方特例交付金の増などで、全体では前年度比微増に。歳出は、病院事業会計費への負担増や、道路・街路事業による増などで全体として1・2%増に。
 歳入歳出差引額は5億9733万円で、翌年度への繰越額を差し引いた実質収支は5億0338万円となり、実質収支から前年度の実質収支を引いた単年度収支額は赤字となった。
 財政指標としては、75%程度が望ましいとされている経常収支比率(一般財源のうち人件費など固定経費に費やされる割合)は、前年度より6・1ポイント悪化し、99・8%と標準を大幅に上回っている。実質公債費比率(一般財源のうち借金の返済に充てている割合)は前年度と同じ20%で、地方債の借り入れに知事承認が必要な18%を依然、上回っている。
 市財政課では「新たな事業をする余裕がないほど、財政状況は厳しい」としている。
 市債は、建設事業に係わるものなどを大幅に減らしたことで、発行額は前年度比13・6%減の16億6077万円に。残高も前年度比7・1%減の347億9565万円となり、一人あたりでは31万8000円に。
 基金は、財政調整基金や、病院事業会計負担金の財源に充てるための福祉・保健・医療基金などを取り崩し、全体として基金残高は63億8266万円となった。

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