2009年9月18日金曜日

救急時の救命に一役 彦根の自治会が「安心の救急カード」考案

 彦根市の千鳥ケ丘自治会(辻博史会長)は、救急時に第三者が既往症やかかりつけ医を把握できるよう、全戸に家族全員の既往症などを記載する「安心の救急カード」への記載を依頼し、カードを入れる専用の容器(写真)を全戸配布することにした。自治会単位でのこの取り組みは全国的にも珍しい。
 同自治会は9月時点で138戸あり、70歳以上は104人で、高齢化が進んでいるという。そのため、一人暮らしの高齢者などが急病になった場合、駆けつけた救急隊員や近隣住民が既往症などをすぐに把握できるよう、カードへ記入してもらうことを企画した。
 カードへは、家族の氏名、携帯電話番号、病歴、現在の病気、かかりつけ医、アレルギーを世帯主が記入し、健康保険証や診察券のコピー、常用薬の説明書と一緒に、全戸配布された筒型のプラスチック製の容器に入れ、各家庭に必ずあるであろう冷蔵庫に入れる。また容器を入れた冷蔵庫がわかるよう、配布したステッカーも貼る。
 同自治会は連休中に住民を集めて、カードへの記入とコピー作業、容器の配布を行う。辻会長は「この取り組みは、重篤な救急患者の命が助かったり、軽症で済むことになると思う。全市的に広まることを期待したい」話している。

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