災害や事故発生後の救命救急の対処を競う技能コンテスト「ひこねメディカルラリー」が6日、彦根市立病院内で初めて行われた。
市立病院の医師や看護師、市消防本部の救命士、京都橘大学の学生など約60人による実行委員会が主催。災害や事故が発生した際に、医師や看護師、救命士らがどれほど正確かつ迅速に対応できるかを競うコンテストで、市立病院では6カ所にそれぞれ異なる設定のチェックポイントが設けられた。
参加者は医師、看護師、救命士、救急隊員の計45人。3人ずつ15チームに分かれ、6カ所をローテーションで回り、15~20分の制限時間内で対処した。
居酒屋でもめごとがあり一人が胸を刺され、もう一人が耳が聞こえなくなるという設定では、止血や呼吸確保、担架への移動、聴力障害へのコミュニケーションの取り方などが求められ、参加者はそれぞれの対処を真剣な表情で行い、けが人役も迫真の演技を見せていた。
市立病院では「今回の経験を生かし、少しでも救急医療の技術向上に努めていきたい」としている。
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