2013年2月4日月曜日

山田周生さん 豊郷の日栄小学校で授業、児童はバイオディーゼル入れ体験

 バイオディーゼル(廃食油を精製させた燃料)を使った車で旅をしながら地球環境保全を呼びかけているフォトジャーナリスト・山田周生さん(55)=東京都練馬区=を招いた授業が30日、豊郷町の日栄小学校で開かれた。
 山田さんは25歳の時にバイクでサハラ砂漠を縦断したのを皮切りに、これまでに100カ国以上を訪れ、走行距離延べ約200万㌔㍍・地球50周分ほどを旅しているという。平成21年4月からは日本一周の旅に出たが、ちょうど岩手県にいた一昨年の3月11日に東日本大震災にあった。以降、被災者の支援活動をしながら、釜石市内で菜の花を植える活動を展開するなど、エネルギーと食の自給自足を目指す取り組みを進めている。
 日栄小の5年生33人を前に行われた授業で山田さんは、平成19年12月から約1年間かけて旅をした世界一周時の各国での写真を紹介しながら、ヨーロッパで貸し自転車が流行していることや、中東のカザフスタンとウズベキスタンにまたがる湖・アラル海が干上がっていることなどを説明。
 「1000年も2000年も使えるものか、地球を汚すものか、エネルギーは選択の時代にある。大震災をきっかけにしてみんなも考えてほしい」と述べた。
 授業の後半では山田さんが乗って来たバイオディーゼルカーの見学会もあり、子どもたちは車を見ながら、車内に積まれた燃料精製機に一人ずつバイオディーゼルを入れていた。
 児童の青山慶太朗君(10)は「ヨーロッパで自転車がはやっていることや、外国でも廃食油で車が走っていることなど、世界の色々なことが勉強になった」と話していた。

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