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2013年2月21日木曜日

県内市長選 現職相次ぐ敗北、彦根市長選は?

 先月の高島市長選に続き、17日投開票の米原市長選、東近江市長選も現職が共に敗れる結果に終わった。他市の市民が「新しい風」を求める中、彦根市長選も投票(4月21日)まで残り約2カ月となり、市内は選挙モードが高まりつつある。
 彦根市長選にはこれまでのところ、現職の獅山向洋氏(72)=城町、いずれも新人で会社員の有村国知氏(38)=外町、元県議の大久保貴氏(49)=三津屋=が出馬を表明している。
 現職が任期中の実績をPRする中、有村氏は「県内でも彦根は埋没している」、大久保氏は「市に活力が無い」と、新人2人とも市政の「停滞感」を指摘している。
 この停滞感の打開策として、有村氏は「犬上郡のほか、将来的には愛荘町、米原市との合併」をあげている。大久保氏は「市職員が市長の顔色を見ながら仕事をするのではなく、市長自らが職員に顔を向けないと」と市内部からの刷新を求める。
 現市政の課題としては彦根城の世界遺産、市庁舎耐震化策、ごみ処理施設、南部振興などがあげられる。現職は来週発表の来年度予算を含めこれまでの市政の継続を訴える。新人の2人は具体的な政策を近く発表する。

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