2015年5月7日木曜日

彦根最初の洋食屋・金亀食堂のカレー滋賀大生ら復刻しレトルトに=賢治のカレー

 滋賀大生たちが復刻させた彦根で最初の洋食屋のカレーを、千成亭(本社・平田町)がレトルトパックとして製造し5月1日から発売。4月28日には花しょうぶ通りの逓信舎でマスコミ向けの説明会が行われた。
 彦根で最初の洋食屋は、大正11年(1922)に谷澤賢治さんが橋本町にオープンした「金亀(こんき)食堂」。地域の課題を解決する活動をしている滋賀大学のサークル「ENACTAS(エナクタス)」は逓信舎の運営スタッフと一緒に、金亀食堂のカレーの味を復活させる取り組みを企画し、賢治さんの長男・一豊さん(日中戦争で戦死)が記録していた金亀食堂のカレーのレシピを参考に、一昨年の夏に試作品を製作。昨年3月に出品した「賢治のカレーコンテスト」で1位に選ばれ、レトルトパック化が決まった。
 完成した商品名は「賢治のカレー」。箱の表面には賢治さんの顔写真も載っている。容量200㌘のうち、牛肉を60㌘使用したほか、タマネギを多めに使っているのが特徴。甘みの中に少しだけ酸味もあり、千成亭の上田健一郎社長(53)は「子どもから年配の方までおいしく味わって頂けるように仕上げた」と話していた。
 説明会ではエナクタス代表の萬代美貴恵さん(20)=3年生=がこれまでの取り組みを紹介。「昔のカレーの味を知ってもらいたくて再現した。彦根の味を多くの方に知ってもらいたい」と話していた。
 1個800円(税別)。千成亭の橋本店と平田店、花しょうぶ通りの戦国丸などで販売している。

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