2018年10月25日木曜日

立憲民主党へ田島一成氏入党

 立憲民主党滋賀県連合(笠原吉孝代表)は17日、彦根勤労福祉会館で前衆院議員の田島一成氏と語る市民対話集会を開き、田島氏は同党へ入党する考えを示した=写真。
 昨年10月の衆院選で民進党が事実上解党し、同党の党員たちは小池百合子都知事らが立ち上げた希望の党、リベラル派の立憲民主党、無所属に分かれて選挙戦にのぞみ、田島氏は希望の党として戦ったが敗北した。
 対話集会で田島氏は、「衆院選前の小池氏の『排除』発言に対して疑った一人だが、解散からの期間が短く、滋賀のほかの選挙区の2人を置いて無所属で出ることはできなかった」と釈明。
 立憲民主党への入党を決意した理由については「原発ゼロ基本法の成立が盛り込まれていることなど、政策に違和感がないと判断した。安倍政権は憲法改悪にまっしぐらで、森友加計問題の真実をごまかしている。戦うべき相手は明確であり、政治家としての歩みを進めたい」と述べた。
 対話集会では来場者からの質問があり、安倍政権が進める憲法改正への考えを問う質問に田島氏は「憲法改正の議論は積極的にやろうという考えだが、現憲法下で不都合があるのかの議論が必要だ。地方分権や環境に関する項目を加えることも一つだ。平和を築いてきた9条を変えるための憲法改正は本末転倒だ」と語った。
 集会後、笠原代表は田島氏から9月2日付で入党申請があったことを明かし「一緒にやっていこうという思いが強くなった」と話し、田島氏の入党を決めたと発表した。今月22日に守山市内である幹事会に報告する。
(メモ帳)
 田島氏は彦根市議から滋賀県議、そして国会議員へとのぼりつめた、まさに「彦根の星」とも言うべき政治家であり、市内の小中学生でも知る有名な彦根市民である◆しかし、対話集会で豊郷町に店を構えるAさんは多くの有権者が抱いている思いを代弁した。Aさんは田島氏が彦根青年会議所の理事長を務めた際や、県議選の選挙応援をした時の印象について「演説が心に響き、この人はすごいと思った」と賞賛した後、「でも今の田島さんは現政権の批判ばかりで、心に響かない。もっと大きな夢を語ってほしい」と指摘していた◆民進党から希望の党へ事実上の入党、そして立憲民主党への入党、この1年の動きだけを見ても、事大主義的な政治姿勢は決して評価されるものではない◆対話集会で田島氏は「私の理念である現場主義を初心にかえって、もう一度やり直す」と話し、また「支援者からは違うステージで戦ってはとの意見もあった」と明かしていたが、それならばもっとも現場である彦根市長選も選択肢の一つであろう◆衆院選は早ければ来年夏の参院選との同時期にあるかもしれず、彦根市長選は任期満了でいけば、まだ2年半以上先になる。しかし現市政は不安定さが目立ち、早まる可能性も否定できない。「彦根の星」である田島氏が市長選に出れば、自民系も対抗馬は探しにくく、当選はほぼ間違いないだろう◆田島氏が今後、どのような政治家を目指すのか、いかなる政治的決断をするのか、注目している彦根市民は少なくない。【山田貴之】

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