2009年11月27日金曜日

彦根の村崎えんさん 坊っちゃん文学賞で大賞

 彦根市の村崎えんさん(22)=ペンネーム=の小説「なれない」が、第11回坊っちゃん文学賞で大賞を受賞。来年1月20日発売予定の雑誌「クウネル」(マガジンハウス)に掲載される。
 坊っちゃん文学賞は、夏目漱石の代表作「坊っちゃん」の舞台となった松山市が、新しい青春文学の創造を目指して平成元年に創設。審査員には椎名誠、早坂暁など著名な作家が名を連ね、大賞受賞者には賞金200万円が贈られる。
 11回目の今年は1138点の応募があり、選ばれた8点から24日に選考会が行われ、村崎さんの作品と、ふじくわ綾さん(31)=大阪府吹田市=の「右手左手、左手右手」が大賞に選考。
 村崎さんの作品「なれない」は、就職活動がうまくいかない主人公が、カメラ屋の店員や中学校の同級生と関わる中で、自分自身を見つめ直すストーリー。
 村崎さんは「私にとって初めての小説で、試行錯誤して仕上げた。執筆中は就職活動中でストレスがたまっていたので、そのイライラをぶつけるように書いた。またイライラがたまったら次の作品を書こうと思う」と話していた。

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