彦根市内の稲枝北、稲枝西、城陽の各小学校の児童たちが23日から25日、近くの田んぼにニゴロブナの稚魚を放した。
田んぼにさまざまな生物がいることを知らせるため、県は平成16年度から「魚のゆりかご水田」として、稚魚の田んぼへと、琵琶湖につながる排水路への放流を体験させている。25日には城陽小の5年生50人が、約5万匹の稚魚が分けられたバケツを手に、約1200平方㍍の田んぼへ放した。子どもたちは「大きくな~れニゴロブナ」と言いながら、少しずつ放していた。児童の田畑みづきさん(11)は「無事に大きく育ってほしい」と話していた。
6月21日から24日には排水路へ放流される。
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