2013年4月13日土曜日

出自より政策を吟味せよ

 彦根市長選の告示を前に恒例の中傷ビラがまかれてたが、国政を含めて政治に翻弄され続けてきた有権者は、そのような中傷を判断材料にするほどバカではなかろうに。
 中傷ビラはA2判のピンク色とA4判の白いペーパーもので、対立候補の出自を列挙している。現職の団体名で出しているピンク色のほか、もう一つのペーパーも現職派が作ったものと見られ、市民のひんしゅくを買っている。
 いずれの中傷ビラに書かれている同様の内容については、弊紙にも投書が何通か寄せられたが、公平性を欠くため「良識的な判断」から掲載していない。
 この中傷ビラを批判する投書が「一彦根市民」の名で弊社に届いたが、そこには先にまかれたビラが「余りにも悪質で中傷に満ちており、彦根の衰退に更なる拍車をかける選挙になることに心を痛めています」などと記されている。
 つまり、一彦根市民さんが言わんとすることは、我々市民がこの中傷ビラを真に受けて、各候補の政策を度外視したまま投票行動に移すような選挙であって良いのか、ということである。
 出自や出身というのは選挙にとっては所詮チンケな存在であり、有権者が何を見て判断すべきかは、言うに及ばない。
 まずは10年、20年先のビジョンであり、そしてそのための政策である。または現状の課題であり、そしてその解決策である。更に付け加えれば、我々のリーダーたる存在感、風貌、カリスマ性である。
 選挙では各候補のいわゆる「政治力」、「行動力」、「人格」を冷静に見極めなければならぬ。それでも選択が難しいというのなら、まずは「現市政の施策などを評価し、継続を求めるのか」、「現市政からの転換を希望するのか」の二者択一であろう。そして後者なら、残された2者の政策を見比べれば良いだけである。
 その選択期間がいわゆる選挙戦であり、明日14日からいよいよ始まるわけだ。市政継続か新市政を求めるのか、現状か新しい風か。21日投票まで選択の時間は存分にある。【山田貴之】

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