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2013年4月17日水曜日

彦根市長選 三つどもえで中盤戦へ

 彦根市長選が14日告示され、国会議員元秘書の有村国知候補(38)=写真上、元県議の大久保貴候補(49)=写真中、現職の獅山向洋候補(72)=写真下=が出馬した。選挙戦は早くも中盤戦に入っており、三つどもえの激しい戦いを繰り広げている。以下は告示日の出陣式の様子。
 有村候補は外町の事務所で県内の自民党の県議や市議ら約300人を前に、「彦根のまちはこんなもんじゃない。もっと輝けるまちになるはずだ。滋賀県下、日本全国に発信していきたい。滋賀の彦根から、日本の彦根にしていかなければ」と第一声。若手世代が彦根のまちづくりを進めていることにふれ「全力で皆さんと共に、彦根のまちの発展のため誠実にまた力強くがんばっていきたい」と述べた。応援として上野賢一郎衆院議員は「(今回の市長選は)これまでの市政の継続か、刷新し新しい彦根を進めるかが問われている。有村候補は若さとやる気と爆発力を備えている」と支持を求めた。
 大久保候補は長曽根南の事務所で民主党の県議、市議(一部自民系)、同級生ら約150人を前に出陣式。「過去3回の選挙で積み重なってきたさまざまな思いの実現に向けて進めていきたい。(キャッチフレーズ)の強い彦根をつくることは、強い滋賀、強い日本をつくることにもつながる」と第一声。聖徳太子の「和を以て貴しとなす」をあげ「立場や党派の違いがあっても話し合って、その中で見いだすのが道理だ」と、柔軟な市政運営を強調した。応援として田島一成前衆院議員は「悔しい思いはもうしたくない。彦根のまちを一緒につくっていこうではないか」と支援を呼びかけた。
 獅山候補は本町の事務所で自民党の県議、市議ら約200人を前に、自身が作った対立候補を批判したピンク色のビラについて「(対立候補が)なぜ彦根の市長選に出馬されるのか理解できない。井伊直弼公は彦根を全国に知らしていただいた方。直弼公に代わってこの選挙を戦っていきたい」と主張。「市民が元気でないとならないと考え『健康第一』を政策の柱にした。彦根をラジオ体操のまちに、また認知症予防に健康マージャンの普及などを進めていきたい」と語った。応援として上野賢一郎衆院議員は「ひこにゃんを全国的に有名にしたのは獅山候補の力。もう一度彦根のトップになって、次のまちづくりを進めてほしい」と話した(人数はいずれも陣営発表)。

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