2014年5月28日水曜日

商店街再生へ「若者とアートの力を」日下慶太さん講義

 滋賀大学経済学部(彦根市馬場)は21日、「若者×アートの力で、商店街はどう変わる」をテーマにした公開講座を四番町ダイニングで開き、電通関西支社のコピーライター・日下慶太さんが商店街の再興策についてアドバイスした。
 滋賀大は平成20年度から、映像の撮影・編集を通して学生たちのコミュニケーション能力などを育成するため、「タカラエイゾウプロジェクト」と題した授業を開講。今年は彦根城フェスがある11月に甲冑を使ったイベントを行う市内商店街の実行委員会からの依頼を受け、「商店街×甲冑」をテーマにした映像を制作している。
 21日の公開講座はその一環として開講。講師の日下さんは、空き店舗が目立つ大阪の新世界市場や文の里商店街で、電通の新入社員が作った各商店のポスターを展示し、その模様を多くのマスコミが取り上げたことで訪問客が増えた企画を紹介しながら「(コピーライターなど)表現者と学生はおもしろいことはタダでもやる。商店街を盛り上げるためにはその表現者や学生と手を組むべき」と助言。
 また、以前の商店街は経済の中心だったが、今は文化の中心になっていると指摘した上で「良い町おこしとは、観光客や企業が楽しむためというよりも、(市民や商店主ら)自分たちが楽しむための環境をつくること。他者のための町おこしは長く続かない」と解説した。

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