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2014年5月2日金曜日

三十六歌仙絵 多賀大社で展示

 多賀大社は3日から春の宝物特別展として、戦国武将・遠藤喜右衛門が奉納した県指定有形文化財の「三十六歌仙絵」を展示する。
 喜右衛門は浅井長政の侍大将で、元亀元年(1570年)の姉川の戦いでは、織田信長を討つため味方の武将の首を持って信長の本陣手前まで進出するも、敵に見破られて討ち死にしたとされる。姉川の戦いの前年(永禄12年)に、戦いでの勝利と自身の武運を祈り、三十六歌仙の絵屏風を多賀大社に寄進している。現在は6曲の屏風型だが、本来は36枚の扁額(へんがく)型だった。多賀大社に残る社宝の中でも貴重な逸品の一つ。観覧料は奥書院庭園の拝観セットで500円。開館は午前9時~午後4時、6日まで。

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