2009年6月3日水曜日

江戸時代の「神教丸」看板、期間限定で戻る、有川製薬

 「赤玉神教丸」で知られる有川製薬(彦根市鳥居本町)に、江戸時代に設置されていた置き看板が、委託保管されていた内藤記念くすり資料館(岐阜県羽島市)から期間限定で同店に戻り、展示されている。
 置き看板は木製で高さ約2㍍。黒を基調に表面に「神教丸」と金色で書かれ、土台には龍などの彫刻が施されている。看板の裏には作成者として、「京都額師 中村嘉兵衛」と書かれている。
 文化11年(1814)出版の近江名所図絵(浪華書林)にも、有川製薬の店先に置き看板を設置し商売が行われている様子を描いた絵が載っている。市教委文化財課も「江戸時代の物で間違いない」としている。
 有川製薬は万治元年(1658)創業。「赤玉神教丸」は下痢止めの妙薬として全国でも知られる薬になった。同店は昨年、創業350年を迎えたことを記念し、置き看板を同店に戻し展示してきた。近く、資料館に再び寄託するという。
 見学自由。問い合わせは同店℡0749(22)2201。

0 件のコメント: