民主党の「次の内閣」総務大臣の原口一博衆院議員を招いた政策フォーラムが25日、長浜市内で開かれた。テレビのバラエティ番組でお馴染みとあって、約600人が訪れ、会場は立ち見も出ていた。
フォーラムは、年金や医療、国直轄事業負担金などの問題について、原口議員と滋賀2区選出の田島一成衆院議員とが討論する形式で行われた。
国直轄事業の滋賀県の負担金が平成20年度で93億円にのぼることを紹介した上で、原口議員は「負担金の2割は天下り団体に使われている」「(自民党は)道路を持ってきたというが、実は負担を持ってきただけ」と切り捨てた。
田島議員は「自治体は財政が厳しいのに、国から請求書が来る。維持管理費は道路が県の3倍、河川は10数倍」と語り、原口議員も「地域でやれることは地域でやり、税金を奪っている者に奪うなと言うべきだ」と訴えた。
田島議員は、佐藤勉総務大臣が内閣府特命大臣として沖縄・北方領土対策、地方分権改革、防災などを担当し、国家公安委員長も兼務している実態を取り上げ、「誰が(大臣の仕事を)やっているのか。官僚だ」「大臣は役人の原稿を読むだけ。役人のやりたい放題だ」と非難した。
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