世界遺産に登録されている石見銀山の関係者を招いての「彦根世界遺産シンポジウム」がこのほど、夏川記念館で開かれ、登録までの経緯が説明された。
招かれたのは、民間の立場から活動をしてきた石見銀山協働会議世話人の波多野諭さん。波多野さんは、▽石見銀山が平成13年に暫定登録(彦根城は同4年)されてから、わずか6年後に世界遺産登録されたこと▽暫定登録から4年後に地域の老若男女約150人と行政約50人で協働会議が設置され、「守る」「伝える」「活かす」「招く」の分科会に分かれて短期間で行動計画をまとめたことを―紹介。
「いかに地域(住民)が関わるかが重要」「最初は行政を信用していなかったが、一緒に行動計画を作ったことにより信用できるようにもなった」と述べた。
一方で、彦根と石見地区の違いについて、石見地区は過疎地化していて地域の利害関係が少なかったが、彦根は城下町にも生活者が多いため「意見の調整は大変ではないか」との見方も示した。
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