2012年8月6日月曜日

ヒロシマ・ナガサキ原爆展 多賀町立図書館と彦根で

 元関東被爆二世連絡協議会副委員長で今年7月に多賀町立図書館長に就いた西河内靖泰さん(58)が、多賀町立文化財センターと共同でヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」展を1日から同図書館で開いている。
 西河内さんは、母親・洋子さん(83)が戦時中に広島で被爆した経験があり、関東被爆二世連絡協議会副委員長兼事務局長、東京原爆被爆二世の会代表を歴任。東京・荒川区、愛知川・秦荘の各図書館長を務めてきた。
 広島と長崎に投下された原爆による悲劇を記憶遺産として後世に伝えていくため、日本原水爆被害者団体協議会(本部・東京都港区)が今年3月に発行したパネル(B2判)30枚を借りて展示。
 パネルでは、焼死した親子や原爆投下後の原爆ドームなどの写真のほか、劣化ウラン弾で被害を受けたイラクの女児を取り上げた「広がる核被害」、核実験に巻き込まれた「第五福竜丸」、「さようなら原発」などをテーマごとに紹介。西河内さんは「政治的、思想的に関係なく、人間が伝えていかなければならない大切な記録として、多くの人に見てもらいたい」と話している。午前10時~午後6時(土日のみ同5時)、19日まで。入場無料。
 西河内さんは18日午後2時~多賀町立図書館と同じ施設内にあるあけぼのパーク多賀で、「ヒロシマ・ナガサキから学ぶ核のない未来を求めて~ノーモアヒバクシャ記憶遺産を継承する被爆二世からのメッセージ」をテーマに講演する。問い合わせはあけぼのパーク多賀(48)1142。
市内小中生の壁新聞
戦時中の彦根の写真も
 ヒロシマ・ナガサキ原爆展が1日から彦根市役所などで行われている。市が毎年、この時期に開催しているが、28回目の今年は2月に設立された彦根ユネスコ協会との共催に。
 市役所1階ロビーでは、広島で被爆被害にあった衣服や防空ずきんなどの現物22点、病床の記録や被爆後の広島の写真などパネル7点のほか、戦時中の彦根を撮影した写真7点も。市立図書館では長崎市民が描いた原爆の絵12点、5日と12日のみビデオ6本の上映。市民会館では広島市内などの小中学生が描いた絵とポスター30点、平和市長会議原爆ポスター展。
 平田小が広島に東中が沖縄に修学旅行で訪れた後に、児童・生徒がグループごとに作成した壁新聞も市役所と図書館で交互に展示する。入場無料。17日まで。休館あり。

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