市民団体「彦根市民健康サポーターズ俱楽部」と病院職員らによる「ラ・フルールの会」が、河川敷の除草による環境整備と患者へ癒やしを提供するアニマルセラピーを目的に企画。滋賀県畜産技術振興センター(日野町)で飼育している雄2頭(5カ月と6カ月)と雌1頭(4カ月)をレンタル。県が管理する犬上川沿いの土手約150平方㍍を借りて、小屋と物置を整備した。
敷地内に放たれたヒツジたちは早速、草をもくもくと食べ始め、通行人の注目をあびていた。管理は獣医の三木勇雄さん(67)=近江八幡市=のアドバイスを受けながら、両団体のメンバーが行うほか、今後は地元の団体や滋賀県立大学とも連携する方針。
同俱楽部の発起人で市立病院循環器科の綿貫正人医師(53)は「患者さんの散歩場所があまりないため、リハビリを兼ねて散歩に来ていただけるようになれば」と話している。高齢者施設や子どもたちの見学も受け付けている。問い合わせは綿貫医師(市立病院内)☎(22)6050。
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