彦根りんごを復活する会などが平成18年11月に市有地約1900平方㍍を借り受けて農園を整備。「平成」「文化」「芹川」の3種類の彦根りんごの苗木を植えて、育ててきた。平成20年に初めて実をつけ、以降、収穫祭をしている。
今年は前年に多く収穫できた影響か、全体的には少なかったものの、平成・16本、文化・10本の木にゴルフボール大ほどの実をつけた。収穫祭には金城・平田小学校の児童ら約250人と地域住民約80人が参加。子どもたちはりんごを見つけては「ちっちゃい」「かわいい」などと言いながら、収穫しかごに入れていた。
金城小2年の深水れんげさん(8)は「10個ぐらいとれて楽しかった。味もおいしかった」と話していた。収穫祭後は隣の公園で、今年初めての「彦根りんごピザ」の振る舞いや流しそうめん、大道芸もあり、楽しい一時を過ごしていた。
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