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2013年3月11日月曜日

3・11キャンドルナイト滋賀県護国神社で

 東日本大震災から2年目となる11日、滋賀県立大学(彦根市八坂町)の学生グループ「あかりんちゅ」が、尾末町の滋賀県護国神社で「3・11キャンドルナイト」を開催する。当日のボランティアも募集している=写真は昨年の様子。
 同グループは、寺や神社で使われなくなったろうそくの残りを再利用してキャンドルを作っている団体。昨年の11日に市民有志が護国神社で開いたキャンドルナイトにも参加していた。
 今年も震災を忘れないでほしいとの思いを込めて開催することにし、ひこねキャンドルナイト実行委員会の協力を得て、約4400個のキャンドルを護国神社の拝殿や拝殿前に設置する。
 設置開始は午前11時~、点灯は午後5時~。あかりんちゅではキャンドルの設置のほか、チャッカマンなどで火をつける作業のボランティアを募集している。点灯は午後8時まで。当日は午後7時~護国神社で復興祈願祭も営まれる。雨天時は屋根がある場所で開催。
 代表で2年生の白井希実(きみ)さん(20)は「震災から2年が経過しますが、節電などを含めて被災地への意識が薄れているようにも感じます。被災地への思いを継続してもっていただけるよう、皆さんとお祈りしたい」と話している。問い合わせは白井さん☎090(1153)3487。
田の浦ファンクラブや高宮有志も
 宮城県南三陸町の田の浦地区で支援活動をしている県立大生らのグループ「田の浦ファンクラブ滋賀サポートチーム」は、11日に現地を訪れ、キャンドルナイトを催す。高宮町の住民らによる団体「高宮の心を東北へ」もうどんの炊き出しを行う。
 同チームは震災後の夏から、現地のほたての貝殻を使ったキャンドル「ほたてあかり」の製作などの支援活動をしている。今年は午後5時~約700個のキャンドルを漁港でともす。

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