2014年8月17日日曜日

杉原千畝 写真展、あけぼのパーク多賀で

 多賀町のあけぼのパーク多賀で、「杉原千畝(ちうね)命のビザ 寿福滋写真展」が開催されている。
 杉原千畝(1900~86)は第二次世界大戦中の海外駐在外交官で、40年にカナウス(リトアニア)領事館に赴任していた時、ユダヤ人を救出するためにビザを発行し、約6000人の命を救ったことで知られる。
 フリーカメラマンの寿福滋さん=大津市=は千畝を取材し続けており、今回の写真展では今までの取材に加え、千畝の妻・幸子のことも紹介。外交官は赴任先の国で家族ぐるみでの付き合いが必要だとされ、幸子も千畝と共にユダヤ人の救出に尽力した。
 写真展では寿福さんがユダヤ人を追いかけたルートの順で展示。ユダヤ人が収容されていたアウシュビッツ収容所から始まり、千畝の救済を受けモスクワ(ロシア)からシベリア鉄道を使って日本経由で海外へ避難した足取りなどが収められている。
 また展示スペースは収容所や領事館の風景のセットも置かれ、各施設内にいるような臨場感に包まれている。
 開館は午前10時~午後6時(土曜祝日は同5時)、9月15日(月)まで。月曜日・祝日の翌日は休館。問い合わせは同館☎(48)1142。
 あけぼのパーク多賀では16日午後1時~映画会「杉原千畝の決断」と外務省外交史料館課長補佐の白石仁章さんの講演会、23日午後2時~映画会「はだしのゲンがみたヒロシマ」と多賀町立図書館前館長・西河内靖泰さんのトーク、31日午後2時~は西河内さんによる講演会「図書館からみえてくる戦争と平和~『はだしのゲン』『アンネの日記』問題をめぐって~」が催される。問い合わせは同図書館☎(48)1142。

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