同青年部は戦没者の孫やひ孫らで今年4月に結成され、県内で190人が所属。組織の結成を記念し、近江八幡市の沙沙貴神社にある神木の苗木を植えることにした。
ヒトツバタゴは落葉樹で、成長すると10㍍に達し、毎年4月末から5月初めに雪のような白い花を咲かせる。明治神宮にもこの木があるが、その名前がわからなかった江戸時代の人々がナンジャモンジャと呼んだことから、別称でそう言われるようになったという。また神事に関係し神聖化されたため、本当の名前を呼ぶのをはばかられたという説もある。
植樹式には県遺族会の関係者ら約30人が参加し、辻正人部長(46)らが順番に土をかぶせた。辻部長は「正しい史実を認識してもらうための活動をしながら、この木と共に青年部も成長していきたい」と話していた。
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