【新聞への印象】
◇ 中塚=最近では安全保障法案に関して、賛否両派の新聞はそれぞれの立場で一辺倒の報道に終始し、あおろうとしている姿勢が見え見えだった
◇ 谷=地方紙と全国紙3紙を読んでおり、一つのニュースについて比べるように心がけている。新聞はインターネットの情報と違い、自分に興味のない事も知ることができる
◇ 田中=大まかに見たい人はインターネットで十分だ
【新聞の役割とは】
◇ 谷=日ごとに起こった出来事をまとめた総合的な情報紙。また問題を提起する最も良い媒体
◇ 田中=第一は情報を伝えるものだが、広告面も貢献している
◇ 中塚=読者が新聞を見た時に、各新聞がそれぞれのニュースをどのように伝えたいのかがポイントだと思う
【これからの新聞像】
◇ 谷=割高感があるわりには興味の無い記事も載っている。社会面だけ、地域面だけ、というオーダーメイド型の新聞にしては
◇ 田中=範囲を狭くして、より掘り下げてはどうだろう
◇ 中塚=記事の切り売りは反対。総合的に情報提供をする姿勢はぶれて欲しくない。例えば、朝日新聞のように、(別刷りの)GLOBEやbeなど新しい着眼点の折り込みを一緒にするのも一つだ
【新聞への思いなど最後に一言】
◇ 中塚=新聞作り一辺倒だけでは難しい。地域の課題の解決に向けた活動などに注目していくことからスタートしていく必要がある
◇ 谷=学生をはじめ、活字離れが進んでいる。もう一度、紙面を読む習慣になるようにしていければ
◇ 田中=現時点よりいかに上積みさせるかを考えないと。学生をはじめ、読みたい新聞作りを心がけるのが重要。(聞き手=山田貴之)
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