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2010年12月19日日曜日

滋賀県議選 民主・自民の一次公認・推薦者決まる、彦根は2人ずつ・犬上は大野和三郎氏が自民推薦

 来年4月10日に予定されている滋賀県議選に向け、各政党の一次の公認・推薦者が15日までに決まった。彦根選挙区(定数4)では、いずれも現職で、民主党の中沢啓子氏(52)=2期=と江畑弥八郎氏(56)=1期、自民党の西村久子氏(67)=1期=が再選を狙う。また現職の中村善一郎氏(75)が引退を表明しているため、後継として彦根市議・細江正人氏(64)の自民党公認での出馬も決まった。
 来春の統一地方選に対しては国政への影響も出るため、各政党とも重視している。県政の場合、最大勢力の自民党(20議席)が前回の選挙で大敗を屈し、民主党(17)が第2会派となり、「対話の会」(4)と共に県政を握る位置にある。
 ただ来春の選挙は、このままのふがいない政権運営が続いた場合、国政の影響を受け、再び自民党などが盛り返すのが濃厚だ。
 彦根選挙区では、しが彦根新聞が10月6日に出馬記事を報じた直後から、民主党の現職2人が市内各所にポスターを貼るなど、すでに体制を固めている。国会議員がおらず、党組織の高齢化や弱体化が目立つ自民党は出遅れを取り戻そうと必死だ。
 政党別ではほかに共産党が擁立するとみられる。今夏の参院選で躍進したみんなの党が大津市内に第一支部を設けており、ほかの地区での候補擁立の可能性もある。
 犬上郡(定数1)には、民主党現職の辻孝太郎氏(66)=1期=が同党公認、元豊郷町長の大野和三郎氏(55)が自民推薦で出馬する予定。

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