滋賀大学産業共同研究センターが平成19年度から23年度まで行った、市の観光に関する経済効果測定調査の結果を参考に算出。同調査による5年間の平均では、宿泊客一人あたりの消費額が2万2673円、日帰り客が4757円だった。
これらの金額に、ゆるキャラまつりの開幕前日(19日)から21日までの宿泊総数3200人と、20・21日の日帰り客数8万5800人をかけて、経済波及効果を算出した。過去は平成20年が約2億円、21年が約4億5000万円、22・23年が約4億3000万円だった。
2日間で8万8千人
「ゆるキャラまつりin彦根」が20、21日の両日、市内の商店街一帯で行われ、主催者発表の来場者数は2日間で過去最多の8万8000人(うち20日は4万人)だった。
参加したゆるキャラは38都道府県とサイパンから過去最多の244体(昨年212)。夢京橋キャッスルロードと四番町スクエアに各キャラのブースが設置されたほか、3カ所のステージに登壇し5分間ずつPRした。ひこにゃんも毎時0分ごとに登場していた。
銀座ではゆるキャラたちともちつき、花しょうぶ通りではスタンプラリーも開催。また21日には、むすび丸(宮城県)や、開運かなえちゃん(岩手県盛岡市)など東日本大震災の被災地のキャラに激励金が贈られた。
被災地で支援活動をしている正村圭史郎さん(44)=彦根市本町=が連れて来たホヤぼーや(宮城県気仙沼市)も人気を集めていた。
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